2022年4月に始まった海外在住noteクリエイターの共同マガジンです。 海外の生活や仕事に興味がある方、今世界のあちこちで何が起こっているか気になる方、海外に出て見たい方にお薦めです。 更新頻度はそれぞれ1~2週間に一度くらい。 更新曜日が違うので、マガジンをフォローしていただくと新記事を逃さずお読みいただけます。 現在12名が参加しています。 アイルランド:つぐみ@アイルランド会計士 アメリカ合衆国・フロリダ:ちゃまな🇺🇸手仕事で繋がる アメリカ合衆国・ハワイ:リリコイ@内省女王とそのしもべたち カナダ:eiko@カナダ イギリス:りったん イギリス:ルッコラ ジョージア:ゆうこ@海外教育移住 スウェーデン:のり巻@スウェーデン タンザニア:ほりとも ドイツ:idoamon イドアモン ドイツ:ぐっちー@ドイツのシステム屋 フランス:アリアリ♡香田有絵
アリアリ@フランス(ランスとヴァンセンヌ)
2003年7月から2006年6月までアフリカのジブチ共和国で過ごしました。 アフリカでの経験、学びは今のわたしに大きな影響を与えています。 印象に残ったエピソードを思い出しながら記します。
すでに過去になってしまったけれど、2年間夫が県庁の仕事をしたために、かなりマダムな生活をさせていただいた(表紙の写真は県知事宅。お隣さんでした)。ちょっと変わった体験だったので、ここで軽く振り返ってみましょう。 フランスは県知事や准知事は国家公務員で内務省から配属される。 各県は日本の藩くらいの規模で、県庁ももともとは藩主の城くらいの役割であった。 現在でも、例えば大規模な激しいデモが起こるなど、外から攻撃を受けるようなことがあったとしても、県知事や職員がしばらく立てこも
新居の近くで獣医を探していたら、ペットの葬儀屋を見つけた。 歩いて3分の距離。 愛犬シラノはまだ生きているし、葬儀屋なんて縁起が悪いのかもしれないけれど、老いは確実に来ているし、情報を得ておけば不安材料は減る。 サイトを見たら相談無料とあったので、予約して即日行ってみた。 葬儀社に向かいながら、こんな風に気が早いところは母に似ているなと思った。 80を過ぎた母だが、50代のときに自分達の墓を決め、戒名まで知り合いの住職さんにつけてもらっている。それに比べると遅すぎるくらい
自分のトリセツを書いたら面白かったという話を友人風花が教えてくれたので、わたしも書いてみることにした。 友人がトリセツを作るきっかけとなったnote投稿はこちらです。 「"取説"は自分を楽にし、周囲の余計なストレスも減らせるもの」なのですと。友達や仲間とお互いにトリセツを作り、見せ合うと楽しそう。 「自分の取り扱い説明書」とは、元オリンピック選手の爲末大さんの考案で、Xに詳しい説明があります。 自分を知るということに対して、①自分自身が何をしたいかを知る(興味、ビジョン
アリエ県を離れてから10日、ランスの一週間を経て、昨日ヴァンセンヌに到着した。 めまぐるしい。 引っ越したばかりのくたくた&晴れ晴れなところを記しておこうと思う。 この2週間ほど、荷造りしたり、ほどいたり。洗濯したり、片づけたりの売り返しだった。 アリエ県を離れるときも、荷物を思い切り車に押し込め、入らないものは処分し、なんとか出発した。 車の荷物は重すぎたらしく、途中でタイヤに空気を足した。 まずはランスに到着。そのままランスに置いてきたものもあれば、ヴァンセンヌまで
昭和天皇が亡くなったときのことです。 大喪の儀には、各国の王や大統領や首脳が参列されました。 そのとき気づいたのです。昭和天皇に近しい方というのは、国民ではなくて、各国のトップの方々なのだと。 以来気にして見ていると、〇〇首脳会談、サミット、王室の交流などで、国の上の方の人達は顔を合わせ、親しく話をされている。 戦争も国同士のトップが、国のためなのか個人のメンツなのか、ときには理不尽に思える成り行きで戦争をはじめる。 トップのメンツで戦争がなかなかやめられないときもある。
2年住んだ「アリエ県」と、お別れが近づいている。 「自分と同じ名前の県」に住むの楽しみも、あとわずか。 お別れを前に、ちょっと振り返ってみたい。 <アリエ県って?>アリエ県は、フランスのど真ん中にある。 県庁所在地はムーラン。 1960年代までは「国道7号線」というパリから南仏に向かう(歌にもなった)道路が通り、バカンスに行く国民の多くがここを通り栄えていたそうだ。現在は高速道路がまったく別のところを走り、アリエ県を通る人はとても少なくなっている。 アリエ県の人口密度
旅行に使えるフランス語3回目は、もっとフランス人とコミュニケーションを楽しみたいと言う方のために、便利な言葉をご紹介します。 1.感動を伝えて、フランス人を笑顔にしてみよう レストランやカフェで「美味しいです」と伝えると、喜ばれます。 それはフランスでも同じ。 カフェオレが、ランチが、ワインが美味しかったら、「美味しいです」と伝えてみましょう。 わたしはどこの国に行くにも、「美味しい」にあたる言葉を覚えていきます。お店の人は喜んでくれ、たいてい笑顔になります。 たった一
旅行に使えるフランス語②は、①の基本単語を復習しつつ、もう少しだけ言葉を足すことで、より感じの良いコミュニケーションが取れるようにします。 短期の旅行を楽しむには、たくさんの言葉を覚えるより、覚えた言葉が自然に口をついて出ることの方が大切です。 1.さよならの代わりに その①でご紹介した鉄板の挨拶「Bonjour!」に呼応する別れの挨拶です。 日常会話で、さようならとあまり言いません。 別れのタイミングで口にするのは、たいていこちらの言葉。 ボンジュールとも似ていま
いよいよ「パリ・オリンピック2024」が始まります。 せっかくの機会、フランス語で声援を送り、気分を盛り上げませんか? 現地&テレビ観戦で使えるフランス語をご紹介します。 日常生活で役に立つ言葉ばかりです。 この機会にぜひ「使えるフランス語」を覚えようではありませんか。 まずは基本の3語。これだけで気分はフランス人♡ ①Bon courage(ボン・クラージュ):頑張って! 使用シーン:試合や競技前、これから力の見せどころという場面で、選手を応援するために使います。
ゴールデン・レトリバーのシラノは11歳と8カ月。 どうも、お別れのときが近づいているらしい。 認めたくないけど。そういうことみたい。 シラノは出会ってから毎日、生きる喜びを見せてくれた。 外に出ること、散歩すること、食べること、一緒にいること。 当たり前のことがどんなに大きな喜びであるか、毎日体から喜びを発散させていた。雨が降って外に出るのが面倒だなあと思う日も、うきうきしたシラノを見ると、「そうだ、生きてるってそれだけで素晴らしいんだ」と気づかされたものだ。 今、老
土曜日にちょっと良くない兆候があって、すぐに電話して予約、夫と一緒に動物病院に連れて行った。 血液&エコー検査。 脾臓に腫瘍が出来ているとのこと。 知らないフランス語ばかりで、夫に聞いたりネット検索したりしながら、話に置いていかれそうになるのを、やっとのことでついていく。 「脾臓摘出手術」という一語のフランス語があるだなんて、これまで一度も考えたことすらなかった。 話しを総合すると、脾臓に腫瘍ができていて、治療方法は脾臓の全摘出しかない。でももし肝臓や肺に転移していたら
サバイバルゲームを比較的安全にしたい人は、フランスを旅行するといい。 まあまあレベルの高い「実践ゲーム的状況」に、頻繁に陥ることができるからだ。 フランス歴15年のわたしにとっても「まあまあ」であるから、フランスを初めて訪れる人は「頭の中まっしろ」くらいにはなれるかもしれない。 今日は記憶も新しい、つい最近体験した「わくわく、ドキドキ、実践フランス列車ゲーム!」をお伝えします。 単に「乗るはずだった列車が遅れたり、来なかったりした場合」のうんざりする話とも言えるけれど、
フランス、アリエ県在住の香田有絵です。 友人が遊びに来たので、フランスならではの素敵な一日を過ごした。 ①温泉の街VICHYでSPA体験 ②シャンパーニュ・ピクニック ③帰ったら用意されているディナー その②、シャンパーニュ・ピクニック。 温泉町VICHYでSPAに入り、体も心もすっかりゆるんだ友人とわたし。 大満足だったけれど、愛犬を置いていったことに良心の呵責もあった。 そこで犬たちも一緒にアリエ河のほとりへ車で移動。のんびりした午後を過ごしにでかけた。わたし達が
フランス在住、香田有絵です。 人生ではじめて雑誌のお仕事をいただきました。 noteの投稿を読まれた編集者さんから、インスタのDMで依頼があったのです。 掲載の号が発売になりましたので、嬉々としてお知らせさせていただきます。 「RETRIEVER 2024年7月号」P38・39見開き2ページ、「フランス流レトとの「ゆるーい」バカンス事情」です。 noteに2021年5月からぼちぼち書いています。 フランスのこと、愛犬シラノとの暮らし、その時々思ったことなどなど。 「n
フランス、アリエ県在住の香田有絵です。 友人が遊びに来たので、フランスならではの素敵な一日を過ごした。 ①温泉の街VICHYでSPA体験 ②シャンパーニュ・ピクニック ③帰ったら用意されているディナー ①温泉の街VICHYでSPA体験 コスメでも知られるVICHYは、フランスでも有数のSPA(温泉療養)の街。 お年寄りや医師の診断を受けた人が湯治のために訪れる。 一週間から数か月の滞在で温泉やサウナに入り、マッサージを受け過ごす。宿泊なしに温泉水だけ楽しむこともでき
6月に入ってもフランスはまだ寒い。朝は7℃だったりする。 午後になって急に20℃越え。こんな天気がしばらく続くらしい。 週末、今住んでいるアリエ県のGendarmerie(ジョンダルムリー)のオープン見学デーに行って来た。 ジョンダルムリーは「国家憲兵隊」といういかめしい名前で訳されるけれど、実際は「ほぼほぼフランス全土を守る警察」。 警察と訳されるPolice(ポリス)は、国土の5%をカバーしているだけなのだ。もっとも人口比では、PoliceとGendarmerieの