未来に有意義な歴史をつくるわたしたちでありたい。
5月13日(金)。フランスは今日でマクロン大統領の第一期任期が終了します。
明日から第二期。
大統領が変わらないので、どれだけ変化があるかはこれから見ることになります。
確かなことは、首相が変わります。
現職カステックス首相は大統領選のすぐ後に辞意を表明していて、任期は今日までになります。それに伴い、大臣たちも変わる予定です。
本来今日中に新しい首相が任命されるはずですが、マクロン大統領はかなり自己流がお好きなので、任命を少し引っ張ることもあるかもしれません。
1か月後に国会議員の選挙を控え、その結果次第では決まったばかりの首相が否認される可能性もあるので、今回の首相と大臣たちの任命は暫定的ともいえます。
コロナ終息後経済をどう立て直すのか、黄色いベスト運動含め反対デモをどう抑えるのか、ますます深刻になる移民問題にどう取り組むのか、EUの中でどう国益を守れるのか課題は山積みです。
表紙はシャルル7世の戴冠のためにランス大聖堂に向かう、ジャンヌ・ダルク。下の写真はその大聖堂です。
ランスは歴史建造物が多いせいか、自分たちが過去と未来に続く歴史の一部に生きていることを感じることが多いです。
過去にはじず、未来に有意義な歴史を作る今の時代でありたいです。
200年後、2000年後の人たちは、今の時代をどうみるでしょうか。
大統領選はそう見れば意外と小さなこと。
むしろ、わたしたち1人ひとりの生き方が問われているように思います。
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