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【アリエ県@フランス】ジャクマールの塔からの眺め

市役所の目の前にそびえ立つ高さ45mの時計塔。

鐘を鳴らすのは、親子4人の機械仕掛けの人形。
毎時が両親、15分置きの鐘が子供たちの担当だ。

1451年から55年に建てられ、2度の火事に見舞われている。
1回目が1655年、2回目が1946年。

1932年当時のジャックマール親子。

昇りたいねと友人と話したのが水曜、翌日の木曜に新聞でガイド付きビジットの案内を見つけた。
すぐに観光案内所でチケットを入手。
土曜日の今日早くも夢がかなった。

塔の真ん中は途中まで空洞になっていて、周りの階段を上がっていく。
人が1人通れるくらいの狭さ。
途中からどんどん狭くなっていく。

機械は電気仕掛けで、ストラスブルグ大聖堂と同じ作りだそう。

鐘のすぐ下は外に出られ、遠くまで見晴らすことができる。

目の前の市庁舎広場。

上から見る街は、いつもとは違って見える。
屋根の上の煙突もはっきりと、物語の世界のよう。

15世紀から、いろいろな時代の人々がこの鐘を見上げてきた。
1450年代の人は、どんな気持ちでこの塔を見上げたのだおるか。
何を考え、何を食べ、何に関心を持って生きていたのだろうか。

車は存在していなくて、人や馬や牛がこの道を通っていた。
当時の人とお話してみたい気持ち。

200年後、2000年後の人たちが、今のわたし達の話を聞いてみたいと思った時に、軽く読める本を残しておきたい気持ちもある。

そんな本を書きたい。

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