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【モーニングメソッド】運命が動くとき
TMM(The Miracle Morning=人生を変えるモーニングメソッド)40日目。
数日前、長年の友人から電話があった。
「方違え」のために75日間、日本からフランスの我が家に来たいと言う。
「方違え」って平安時代の物語の中で聞くイメージだけれど、現代でも吉方を選ぶために行われているらしい。
「運命が動いてる!」と思った。
「方違え」に日本からわざわざフランスまで来てくれるのだ。
わたしに受け入れる器があると、見込んでくれたということでしょう?
喜んでお引き受けしますと即答した。
嬉しいと同時に、TMMってすごいなと再確認した。
わたしに胆力がついてきたのではないか。
いや、彼女が来る頃にはそう成長しているということなのか。
で、ここからは今日の話。いろいろ展開があった。
朝、友人の件もあって実家の母に電話した。
友人のことは母も知っていて、フランスまで来てくれることを喜んでくれた。機会があったら母の家にも「よかったら来てね」と言う。
友人はわたしも母も「いつでも家に来て欲しい」と思うような人格者なのだ。
それで、「そういうことだから春は日本には行かない」と伝えた。
そういうことばかりでもないのだけれど、そういうことにした。
そうしたら珍しく「じゃあ、その前に来られないかしら」という。
その前って、友人が来るまでもう2か月ないのですけれど。
母も歳を取って寂しいのかもしれない。
行けるだろうか。その前に日本に。
今、航空券はものすごく高い。
日によってパリー東京間が30万円以上する。わたしだけ大金を使うことに、夫は心を痛めないだろうか。昨年12月に日本に行ったばかりだし。
それでも念のため安い日を探していたら、2週間後に出発する便なら行けそうだ。
本当に行くのか?今月中に日本に。
昼食時に夫に話した。犬を置いていく上、夫は今仕事上の大事な時期なので、いつにもまして彼の快い了承が必要だ。
そうしたら「君のお母さんが言うなら、余程のことだから行かないとね」と言う。よかった。
それだけでなく、「僕も行こうかな」と。
あなたもですか?航空運賃高いですけど…。気前の良い夫に比べて、心の狭いわたし。それにあなた忙しいはずでは。
3月に入ると無理だけれど、今すぐなら行けるというのだ。
それで一応、お互いのスケジュール帳を確認しつつ航空券が取れるか見てみた。
すると1週間後ならまあまあの値段で行けそうなのだ。
1週間後ってすぐじゃない?
すべては運賃次第。
夫は10日程の滞在。わたしは母のために少し残るのだが、全部で2週間のつもりが、3週間になりそうだ。
日によってあまりにも値段が違うので、わたしは長く残ることになってしまったのだ。(やった!)
シラノは?夫がすかさず自分の実家に電話。預かってくれるそう。
という訳で、もしかしたら、1週間後に日本に出発するかもしれない。
本当?行くのか?行くのかも。仕事は大丈夫なのか?大丈夫かも。
ちなみに友人の「方違え」は、共通の友人でその道の専門家であるお坊さんが、方角と日程だけでなく、わたしと彼女の関係性も見定めて薦めてくれている。
その気になりやすいわたしだけれど、誰でもを考えなしに受け入れるわけではない。と思う。たぶん。
未来のわたしは、過去のわたしとは違う。とTMMで毎日唱えている。
「今日の」わたしは明日になればもう「過去の」わたし。
日々新たになるとなると、毎日どんな発展があるか益々楽しみだ。