【フランス】田舎から都会へお引越し②ランスを経てヴァンセンヌへ到着
アリエ県を離れてから10日、ランスの一週間を経て、昨日ヴァンセンヌに到着した。
めまぐるしい。
引っ越したばかりのくたくた&晴れ晴れなところを記しておこうと思う。
この2週間ほど、荷造りしたり、ほどいたり。洗濯したり、片づけたりの売り返しだった。
アリエ県を離れるときも、荷物を思い切り車に押し込め、入らないものは処分し、なんとか出発した。
車の荷物は重すぎたらしく、途中でタイヤに空気を足した。
まずはランスに到着。そのままランスに置いてきたものもあれば、ヴァンセンヌまで持ってきたものもある。
アリエ県とヴァンセンヌの住まいが両方家具付きで、食器などの移動もないから、なんとか成立しているけれど、それでも正直言ってくたくただ。
おまけに1か月前は想像もしていなかったことに、シラノが割合元気でアリエ県からランス、ヴァンセンヌまでついてきている。
シラノがいてくれることは幸せだけれど、この10日に限ればどんな日も散歩はあるし、獣医に行って薬ももらったりしたし、ストレスがないように気を遣うし、想像以上にたいへんだった。
昨日やっとヴァンセンヌに到着し、心から満足だ。
がつんとやられたように今日は疲れているけれど。
さっき重い買い物もしてきたしね。
それでも、わたし達は、帰ってきたのだ。パリに。
新しい住所はヴァンセンヌ市なのだけれど、パリのメトロ1号線が通り、パリの中心地まで家から15分もあれば到着する。
ルーブル美術館にも15分。せっかくだから、1年の会員になろうかなと考えている。
バレエも演劇もオペラも、行こうと思えばいつでも行ける距離になった。
パリを訪れる日本からの友人知人にも簡単に合える。
さっきパリに住んでいる友達と話して、「いつでも会えるなんて、夢みたいだね」と言い合った。こんなに近くに住むのは…15年ぶりなのだ。
15年ぶりだ。15年ぶりの都会生活。
おまけに、シラノもいてくれる。
くたくたに迎えたけれど希望がいっぱいの新しい生活。
晴れの舞台の初日ということなのかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?