【スーパーマリオワンダー】不思議いっぱいの次世代2Dマリオ!【レビュー※ネタバレなし】
はじめに
どうも、クルンシエルです。
マリオワンダー購入から10ヶ月近くも牛歩で進めていたのは僕くらいなものでしょう、と思いながら隅々までクリア出来たのでレビューを書きまぁす。
WiiUの2Dマリオから長らく新作が出ていませんでした(リメイクというか完全版が出てたくらい)。久しぶりの2Dマリオはもうウッキウキでございますよ。というか最近マリオばっかやってんなコイツ。 と、そんな訳で今回レビューするのは「スーパーマリオワンダー」でございます。
今回のレビューはフロリアン王子を見てマメーリア王国を連想しなかった者だけが異論を唱えて良いものとします。嘘です。いつも通り僕の感想なので、主観的なものとなりますよってだけです。
評価
本題に入る前にいつものレビュー基準の紹介でございます。5段階の★評価がウチのとこのレビュー基準となりますです。割かし甘めなので話半分に聞いていてくださいまし。
今回は初めてグラフィック表記を使いました。
満足度 ★★★★★
ワンダーーーー!!!
一言で説明するならば「2Dマリオと言えばコレの最新版」。俺らの世代で言うところのWiiマリオですし、前後であればマリオワールド、WiiUマリオ。
今のちびっこ達がマリオを遊ぶなら間違いなくコレ。話し合う内容もワンダーフラワーのこと。わちゃわちゃとヨッシーやデイジー、ルイージやキノピオが冒険した話をするでしょう。
そんな、小さい頃の感性を揺り動かされるような、懐かしいのだか新しいのだかという感覚が味わえました。
マリオは久しぶりに帰ってきてもマリオなのでした。
グラフィック ★★★★★
画面上の全てが「なんか楽しい!」。
コミカルなタッチも、効果音も、BGMも、演出も、操作感も。おしゃべりフラワーの反応を見たり、ステージやマップを探索したり。
何気なく楽しさを刺激するものが多くてワクワクさせてくれる、ゲームの中のおもちゃ箱って感じでした。
次項目の話にもなるのですが、とにかくこちらのペースに合わせてくれている所がありまして、2Dアクションゲームでありながらゆったりとした雰囲気です。それがまた純粋な楽しむ気持ちへと惹き込んでいくんですよね。
ただマリオを動かしているだけで「なんか楽しい」を刺激してくれる、基本中の基本を押さえているゲームでした。
システム ★★★★☆
遊びたいようにゆる〜く遊べ!
ゼルダの伝説の「アタリマエ」が見直されていたのは記憶に新しいのですが、今作のマリオも「アタリマエ」を見直したようなシステムでした。
例えば、スコア制は廃止され、ステージ内に時間制限はありません。クリボーを踏んづけても「100」ではなく「Good」と表記されます。スコア制でなくなったことで、ある種の無機質さがあったエフェクトが温かみのあるものになりました。また、前作までのスターコインを集めるような探索×収集物の要素も時間制限が無くなったことでじっくりゆっくり進められます。
時間制限が無いの、意外と効いてますよコレ。右に行ったら右に行きっぱなしだったマリオがステージ初めまで戻っても良くなるんですから。後述のオンラインプレイにも相性バッチリです。
オンラインプレイでのゆる〜い繋がりがすごく楽しかったです。これから遊ぶ人もオンラインで遊びましょう、マジで。
お互いがゴーストのような状態なので邪魔し合うことはありませんし、なんならアイテムをあげるといった助け合いも可能です。ワールドマップでぴょんぴょこ挨拶したり、ステージ内でゆる〜い意思疎通したり、なんとも言えない一期一会の繋がりはポジティブな気持ちにさせてくれます。特に、ステージを一緒のペースで進んで行って、同時にゴールポールに飛び込んだ時の一体感と来たら・・・。
あの楽しさは体験しないとなかなか伝わらないと思います。
・・・じゃあなんでこの項目の星の数が4つなのか?
本当にただのワガママなんですけど、ワンダーフラワーを取った時の「ワンダー」状態。もっとワンダーでも良かったな・・・っていう・・・。
いやもうホントにワガママなんですけど・・・。それくらい楽しかったということで、ここは一つ。ハイ。
テンポ ★★★★★
サックサクで胃もたれしなくて丁度良い!
時間制限が廃止された割には、「このステージ、長いな・・・」と思うことはほとんどありませんでした。前述までの全体的な楽しさに加え、ワンダー状態や適度な難易度のステージが飽きさせないのだと思います。
また、通常ステージとは別に小ステージやチャレンジステージがいくつかあり、これがなかなか良いパーツでした。「ここクリアしたら一旦休憩にしよう」、「ここ面白そうだから遊ばないでちょっと取っておこう」といったこちらのペースを調整する良い緩衝材になっていました。
ワールドマップの移動も手早く、ステージも密集しています。また、メニューを開けば移動せずともステージが選択できます。
やっぱりステージ毎の移動が快適なゲームって最高やな!
さいごに
「それ、『マリオメーカー』で良くね?」とは言わせるもんかという強い意思を感じる一本でした。
実際、マリオメーカーでは味わえない楽しみやギミックが増えていて、前作までの2Dマリオとは良い差別化がされていると思います。
満を持してお出しされた最っ高のマリオでした!
そして、今回の締めには、遊ぶと一度は叫びたくなるあの言葉をもう一度・・・。
ワンダーーーーーー!!!!