銀貨と補給物資はどちらが強いのか

鍛冶屋ステロ(鍛冶屋と財宝のみを購入する戦術)において、銀貨と補給物資のどちらが強いのかを検証します。

皆さんおなじみの銀貨。2金が出ます。えらい!

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そして動物祭で登場した補給物資。使用時にデッキトップに馬(使い切りの研究所)を獲得します。1金と控えめですが次のターンの手札を1枚増やすことができます。

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さてシミュレーションの条件を書いておきます。

・1ターン目4金、2ターン目3金固定で1ターン目に鍛冶屋を購入します。以降は8金で属州、6金で金貨、3金で銀貨か補給物資、2金で補給物資を購入します。

・手札に馬があればあるだけプレイします。その後、鍛冶屋があれば必ずプレイします。

・属州4枚購入した時点で終了。1万回試行で平均値を算出します。

結果:()内は属州3枚の場合

銀貨優先:14.6ターン(12.2) 

補給物資優先:13.7ターン(11.5)

初手のみ銀貨優先:13.9ターン(11.7)

考察

補給物資有利の結果が出ました。補給物資は馬を獲得し、次ターンに2ドローできるためデッキの回転を阻害しません。このため、鍛冶屋を打てる回数が増加します。わかりやすく言うと、馬で補給物資を引いてきた場合、金量が1金増えるので、宝物庫(5)と同じ働きをしていると考えられます。遅効性ではありますが、2コストのカードの働きとしては十分でしょう。初手銀貨の方が3T6金率は高いですがそれでもなお補給物資有利の結果となっています。

ドミニオン界には「銀貨は呪い」という有名な言葉があります。デッキ回転を阻害するという点においては銀貨も呪いも等しいという意味です。デッキを回転させて強力なカードを使いまわすのか、銀貨を買ってデッキ金量を上げてゴリ押して行くのかその判断が重要であると感じました。

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