エクササイズよりムーブメント
運動より活動
健康のために、体を動かすことは重要です。しかし、ストレスになるほど無理して運動しなくてもいいのです。「エクササイズ:運動」ではなく「ムーブメント:活動」を増やすのです。
運動キライの人はジムに行って運動しなくてもいいのです。あなたの人生で長期的にできるような、自分にとって楽しい活動方法を見つけて、それを続けていくのです。
汗をかかなければ意味がない?
汗をかいて運動することが、健康に良さそうだと簡単に信じがちです。汗をかくほど運動しないと意味がない気もします。しかし、そんなことはありません。
健康上のメリットを得るために、厳格なトレーニングを行う必要がないことは、今では、広く認められてきています。
ガーデニング、葉のかき集め、家事、散歩などの、簡単な活動でいいのです。これらはそんなに汗をかかない活動であるけれども、身体的には、この活動には意味があるのです。
このようなシンプルな活動や体を動かすことを、毎日1日30分くらいして継続していくことです。
日常的な活動の方が増やしやすい
ジムやジョギングなどの運動を続けていくよりも、日常的な活動を増やした方が、体を動かすという意味では定着しやすく運動量も増えていきます。
しかも自分では、運動している意識もあまりなく、自然に体を動かし、健康上のメリットが得られます。
スポーツや運動が好きで、そのことで気持ちが良くなる人は、その心地よさのために運動をしています。運動をダイエットや健康のために、義務化している人は、ストレスのもとになっていくので、長期的には、続きません。
日常的な活動を増やす
例えば、姿勢に気を付けてみてください。正しく立つ。正しく座る。
筋肉を使うので、それだけで、疲れるはずです。
姿勢の正しさがどこかわからなくても、ただ、まっすぐ立つことを意識します。胸を張り、張りすぎず、お腹を引っ込めて、上からつられているようにします。あごは引きます。まっすぐをイメージして立ってみてください。
そういうシンプルなことを日常的に意識するだけで、エネルギーを使い、活動が増えるということです。