10年待ったんだから…。

先日Assetto Corsa EVO(以下ACEVO)がリリースされた。

現時点で、自分はまだシム歴1年未満なので、
待ったという感覚は全くない。
Assetto Corsa(以下無印AC)ではMODで地元北海道の、
十勝スピードウェイを走ったり、絶対に実車では乗ることが出来ない様な
チューニングカーなどに乗って遊んでいたくらいだ。

Assetto CorsaシリーズのAssetto Corsa Competizione(以下ACC)は
PC、PSで軽くプレイはしていたが、
ガッツリ
という感じではなかった。

ただ、ACCの挙動はいい感じだと感じていた。
そこにきて、LeMansUltimate(以下LMU)のプレイを見せてもらい、
その直後に実際に同じ車両がWECで同じコースを
走っている映像を見て、やられた。

やられた。
その言葉がホントに当てはまった。

しかし、ApexLegendsをプレイしたくて、適当に購入した
ゲーミングPCでは、まだ最適化されていないLMUは
とても重く、プレイするのが大変だった。

マイナーアップデートでとても軽くなり、プレイするのに
そこまで大変さを感じなくなったLMUにハマっていった。

話はズレたが、LMU中心のシム活を送っていたが、
Assetto Corsaの新作が発売されるというのは耳にしていた。
正直そこまで気にはしてなかったが、まあ買うだろうな。
くらいには思っていて、当然リリース日に購入した。

日を跨いだ瞬間から購入出来るような表記があったにも関わらず、
購入出来なかった際に、動向を見守るため、公式Discordを見ていたら、
皆が「何故買えないんだ？」と文句を言う最中、一人のユーザーが
こんなことを発言した。

「10年待ったんだから、あと数時間くらい待てるだろうが！」

チャットが荒れ狂う中、一瞬の静寂が生まれた。
実に面白い瞬間だった。

そんなACEVOだが、LMU同様に現在はアーリーアクセスだ。
アーリーアクセスにバグはつき物。
なので、どんなバグがあるのかな？と思いながらプレイした所感を少し。

クルマの重さを感じる。
コレが第一印象。
GTカーから市販車まであるから、色々乗り換えたけど、
レースタイヤの感じはとても気持ちよく走れると思った。
タイヤの粘りを感じる。

コンフォート？系のタイヤの市販車は、急にブレイクする感じがした。
ここ最近、レース車両でしか走ってなかったからかも知れない。
もう少しその境目の感じが出てくると、
更におもしろい挙動になる→実車に近づく様な気はした。

ただまだほんの少ししか触っていないから、
ホントにホントのファーストインプレッションだ。

映像はPCが貧弱な為、高画質にすると走れないレベルになった。
それはコチラの都合だ。

個人的にはUIが酷いと思った。
何かをして戻るという動作をするのに、
いちいち沢山のボタンをクリックしなくてはならない。
コレはユーザーフレンドリーではない。
面倒極まりない。

先にも書いた通り、まだアーリーアクセス。
これからアップデートを繰り返して、秋には本リリースとなる予定。
夏にはニュルブルクリンク周辺の広大なオープンワールドも
実装予定だそうだ。

コレにはとても期待している。
オープンワールドのクルマのゲームは面白い。
しかしながら、挙動が「ゲーム」なのだ。

それがこのACEVOの挙動で出来る。
上で色々書いたが、挙動は素晴らしいと思う。
その挙動がオープンワールドで自由に走れる。
期待しかないだろう。

それが僕の初日、数時間ACEVOに触れた所感だ。