見出し画像

インディグり #100「S4U: CITYPUNK 2011 AND LOVE PUNCH」

インディーゲーム発掘マガジン「インディグり」。
今回は"2011年の架空都市「麻園(マエン)」"を舞台に、建築士として生きながら副業でチャット代行業に励むサイバーパンクテキストアドベンチャー『S4U: CITYPUNK 2011 AND LOVE PUNCH』を紹介します。


プレイヤー視点……Mikiは麻園で働いていた建築デザイナー。明日、麻園を離れる9月XX日の深夜、麻園の思い出を振り返ろうとするが、アルバムのパスワードを思い出せない。

思い出すために、プレーヤーに残っている1日目の記録から再生する――という、過去を振り返る形式でMikiの過ごした麻園の物語が始まる。

Mikiの本業は建築デザイナーだが、帰宅後に副業としてチャット代行を行うネットスケープ「S4U(Speak fou you)」として、相棒、友人……あるいは雇い主のNilとともに、誰かのチャットを代行する日々を送っている。

チャットを送るといっても、"私たち"は目の前のキーボードを適当にタイピングすれば、Mikiが思っていることを自動で入力してくれる。複数の選択肢がある場合は、Backspaceでテキストを消すことで候補を切り替えることも可能。あなたが適切だと思う言葉を選ぼう。

うまく仕事をこなせば、クライアントから報酬がもらえる。Mikiの目的は5万貯めて仕事を辞める決心をつけること。

お金は貯めないといけないけど……無駄づかいをして物欲を満たさないと仕事に身が入らないこともある。赤字にならないよう、適度に買い物をしてストレス解消するのも、人生においては大事なのかもしれない。

仕事が終われば一服したり、サイボーグが営む自動販売機で買い物をしたり、音楽を聴きながら夕景を眺めたり……時には屋台の片付けを手伝ったりしながら、一日を終える。今日が終われば、また新しい一日がやってくる。

さあ始めよう!

一日を変え、一生を変えるカクt……いや、テキストメッセージを!

架空都市を生きるテキストアドベンチャーであり、Mikiの人生を設計するシミュレーションゲームでもある『S4U: CITYPUNK 2011 AND LOVE PUNCH』は、2025年1月9日にSteamにて配信予定。
現在は体験版配信中。日本語ローカライズは機械翻訳気味です。


インディグりとは?

まだ見ぬインディーゲームを求めて執筆されるゲーム紹介マガジンです。
現在は運営2名で週に1本更新中。100本を超えてもマイペースに続きます。
次回もお楽しみに!


いいなと思ったら応援しよう!