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渋天街名物百点鍋キッシュを渋天街で食べる話

 先日、my楽バケ子の日に百点鍋キッシュを買って帰ってきた。
 「渋天街名物百点鍋をそのまま和風キッシュにしました」というこの商品。お持ち帰りもできたのでひとつ買って帰り、その旨を猫オタの友に伝えたら「配信で百点鍋のシーン見ながら食べるの?いいじゃん!」と全然思いつかなかった提案を受けたので「マジか天才だな神の子かよ」と全力で乗っかることにした。
 キッシュの詳細はこちら↓

お召し上がり方のパイの絵がドット絵みたいで可愛い。

 「最後に鰹節とレモンを乗せて完成です」とあるが、家になかったため未完成のまま食べることにする。すまんな乾物屋と果物屋。再演の時にはちゃんと用意しておくから再演して再販して?

 私は熱いものはアツアツ、パイは焦げるくらいのカリカリが好きなのでレンチン後にグリルでよく焼くことにする。「ダラダラ作ればちょうどよく百点鍋のシーンになるやろ」と思い、配信を流しながらのんびり作ったら食べる頃には九太がひとりぼっちになっていた。蓮のお母さんが「ハム入りオムレツ、一緒に食べよう」といった後くらいだ。なんとなく気まずい。
 当初の目的を遂行するため百点鍋のシーンまでスキップする。そしてこちらがそのキッシュだ。

犬「渋天街名物百点鍋!(キッシュ)」

 サイズは直径10センチくらい。とてもいい匂いがする。和風というけど匂いはオシャレ洋食屋さんっぽい。

とりあえずカットして切り口を見せる。

 切ったらアサリがゴロゴロ出てきた。魚屋が張り切ってくれたようだ。ありがとうカワウソさん。

私「蛤ではなく蜊なのは先代へのオマージュですか?」
カワウソ「違いますよ」

 早速実食。いただきまーす!
…もぐ
……もぐもぐ
 うん、普通に美味しい(なんの面白みもないコメント)。
 アサリが美味しいし、大根が細かくて食感が楽しい。肉団子に軟骨が入っているのもコリコリして美味しい。レモンは味も風味も分からない程度。あまり濃い味ではなく、コッテリもしていないのでアラフィフの胃に優しくてありがたい。美味しい。

 そして最後の一口になりようやく「そういえばこういう飯レポってぬいぐるみと写真撮ったりするんじゃない?」と気づき、今更マチ田さんを召喚する。

最後のひとくちとマチ田さん。
マチ田「もうこの写真要らなくない?」

  ぬい撮りも忘れて普通にもぐもぐ美味しく食べた結果、百点鍋を作ってるシーンの途中で食べ終わった。「美味しくなぁれ」とみんなで言う直前くらいである。予定では百点鍋を作るシーンから食べ始めて、多々良の「味見してみろ」くらいで食べ終わって、百秋坊の「♪やると決めたら〜」くらいから高みの見物気取りで珈琲を飲んでいるはずだったのに、生来の早食い気質が災いした。

 とはいえキッシュは美味しかったのでまた再演する時は再販してほしい。ご馳走様でした。

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高矢 色
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