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人間様にならずに人間を愉しむ🌿 助産師を辞めて1年ニート、キニナルワードはいのちと野草

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漫画『 風の谷のナウシカ 』

1982年から月刊アニメージュにて連載がはじまり、1994年にこの世に生み落とされた物語、子どもの時観たアニメの記憶も、成人してから読んだこの漫画作品も、どちらも特別でかけがえのないものです。 何かしら節目があると定期的に読みたくなる作品。あたらしい年を迎えて再読しました。もはや私のバイブル。大事な作品だからこそ言葉にするのはとても難しいですが、自分の理解も深めるために文章として綴ってみようと思います。 【序章とあらすじ】 ナウシカは腐海のほとり、風に守られし小さな谷に生

    • 再生

      サヨナラcolor / ハナレグミ feat 忌野清志郎

      作詞:永積タカシ 作曲:永積タカシ そこから旅立つことは とても力がいるよ 波風たてられること きらう人 ばかりで でも 君はそれでいいの? 楽がしたかっただけなの? 僕をだましてもいいけど 自分はもう だまさないで サヨナラから はじまることが たくさん あるんだよ 本当のことが 見えてるなら その思いを 僕に見せて 自分をつらぬくことは とても勇気がいるよ だれも一人ボッチには なりたくはないから でも 君はそれでいいの? 夢の続きはどうしたの? 僕を忘れても いいけど 自分はもう はなさないで サヨナラから はじまることが たくさん あるんだよ 本当のことが 見えてるなら その思いを 捨てないで サヨナラから はじまることが たくさん あるんだよ 本当のことは 見えてるんだろ その思いよ 消えないで その思いを 僕に見せて

      • 「女である時期」を読んで

        合点のいくことばかり、というのがまず感想。 助産師として学び働いた経験からみても、私が感じていた「 "本当の意味での" 女性の尊重 」についても、実に具体的に話されていて、うなずきと新たな発見が溢れる一冊でした。 以前書いた記事も一緒に読んでいただけると嬉しいです。『男女は雇用機会だけが均等でも』 男と女の違いは実に単純で『生殖器が外にあるか内にあるか』 (※単純であることと簡単であることは全く別物、simple ≠ easy です。) そして、生殖器が内部にあれば、内

        • 戻らない命、繰り返さないためには

          2021.8/19 コロナに感染していた千葉県30代妊婦が療養中の自宅で早産し、新生児が死亡。 妊娠8カ月だった女性は17日朝から出血、夕方に腹痛があり保健所へ連絡したが、受け入れ先が見つからなかった。 このニュースを聞いて、あなたはどう感じましたか。 「ひどすぎるニュース…本当に医療崩壊迫ってるんだ…」 「コロナやば!早くみんなワクチン打たないと。」 「どうしよう、自分(もしくは身近な人)も妊婦だし心配」 「感染対策できてなかったんじゃないの?」 「へぇ、そんなニュース

          ワクチン接種、慎重に。

          我が家では昨日ワクチン接種について、意見が交わされました。夕食後のリビングで社会について議論できる家庭であることを私は誇りに思います。 その後、父がFBに面白い投げかけをしていたので 私も共有したいと思い、ここに載せます。 妊娠女性における mRNA Covid-19 ワクチンの安全性に関する予備的知見 https://www.nejm.jp/abstract/vol384.p2273 この報告書はアメリカで接種が始まった12月14日〜2月28日(11週)のデータを使っ

          ワクチン接種、慎重に。

          男女は雇用機会だけが均等でも

          4月10日は婦人の日、だそうで。 1946年4月10日 終戦から8ヶ月が経ったその日 日本で女性に参政権が与えられた。 紀元後から見れば2021年の歴史からみるとたった75年。 では逆に、なぜ約1950年間は女性に参政権がなかったのか。 女性が蔑まれていたから?立場が低かったから? それだけではない理由があるはず。 この短さが包含する意味を助産師の視点も使って考えてみたいと思った。 ------------------------------------- その4

          男女は雇用機会だけが均等でも

          聴く力は聴いてもらって養うもの

          私は人の話を聴くのがとても好きです 居酒屋で隣になったおっちゃんの話も Barで出会った奥様の話も 新しい発見をしたと輝く友人の話も 彼が案ずる未来の話も 落ち込んでる後輩の話も 悩みを抱えた妊婦さんの話も 陣痛に耐えられない!と叫ぶ産婦さんの声も いろんな人の声に耳を傾けるのがとても好き。 これは決して「してあげる」感覚ではなくて、いろんな人の話を聴くと形は変われど自分に染み込み、聴いたことはDNAの肥やしとなって私をさらに豊かにする感覚がある。本を読むように、聴いたこ

          聴く力は聴いてもらって養うもの