夢を見た。
今日、ひさびさに夢を見た。
年明けの初出勤を控えた朝のドタバタ劇だった。出勤先は前の職場で私は東京にいた。朝、いつもより家を早く出た。家を早く出たからか、駅前のパン屋にふと目がいった。ショーウィンドウに映るクリームパンに惹かれて気づいたら店内にいた。
(ここで、この夢を見てから2ヶ月は経過している。下書きを見てまだ思い出せたので続きを書いてみる)
そしてじーーっと眺める。悩む。悩む。悩む。決めきれない。美味しそうなパンがフランスのパン屋さんのようなショーウィンドウ式におしゃれに並んでいる。どうしよう。
悩んでいたら電車の音が。やばい。やばいやばいやばい。心臓がバクバクしてきた。とりあえず目の前のパンを買おう。だがそんな焦ってる環境でも0コンマ1秒悩める私。電車よりパンがよほど大事なのか。買って猛ダッシュで駅に走り込んだ。
だが、電車はいってしまったあとだった。ほら、やっぱり。
途方に暮れた私は別の手段を考える。そうだ、チャリがある。ロードバイクがあれば六本木の職場まではすぐいける。そう思った瞬間、私はマイバイクに乗っていた。風を切って進んでいく。職場にチャリで行くのちょっと楽しい。そんなことを思いながら漕いでいく。でも、気づいた。あれ?ここは地元の風景だ。東京じゃないぞ。でもここは夢の中。私は矛盾を乗り越えて走っていく。辿り着くと信じて。
そしていくらか走っていくと、大きな施設の中に入った。ここでもチャリごと施設の中に侵入してるがそう、ここは現実世界ではない。チャリでぐいぐい進んでいくとそこはアトラクション施設のようだった。色とりどりのゲームセンターのようなカラフルで現代的な施設。少しワクワクしながらまた進んでいくと、ここでようやく警備員さん登場。嫌な目線を感じ、怒られる!と思った瞬間右手前方に暗いけど大きな抜け道があった。いっきに加速してその道へ突っ込む。
するとそこはまるでデススター。階段が入り組んでいて真っ暗。広がる空間はまさに宇宙。そこをなぜか自転車で疾走していく私。
追手がやってきた。走って近づいてくる追手から逃げる。その瞬間、私の自転車は姿を消し、私は全力で走っていた。階段を飛ぶように降り、エスカレーターを駆け降りる。かと思いきや、斜めにせまりくる壁にヤモリのように飛びつきへばりつく。よじのぼる。
だが、追っ手の数は多い。捕まったら命がないことは直感的に知っていた。カンカンカンという足音が空間にこだまする。
そして私はその日の夜、何度も命を落とした。
夢の中だと簡単に死ぬ。いや、死ぬ直前までを何度も経験する感じかな。実際に死ぬところまではいかないけどもうダメだ、死んだ、というところまで。
2ヶ月も前に見た夢なのにまだ覚えてるのが自分でもびっくりだ。なかなか強烈な夢だったんだな。
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