私とイタリア①🇮🇹
Ciao tutti! (←イタリア語でみんなこんにちは!みたいな感じ)
最初の記事で、イタリアが大好きと紹介したのですが、
今回は私のイタリア遍歴についてご紹介します。
イタリアかぶれのカナちゃん
はい、まず私がイタリアを意識するようになったきっかけのお話です。
タイトルのカナちゃんとは、母親の高校からの大親友。
カナちゃんは美容師さんで、生涯独身、基本的にいつも黒髪のショートカットにオールバック、小麦色の肌に濃い目のアイメイク、モードなオールブラックコーデが定番の、幼少期の私から見ても、まさにTHE 強くてかっこいい自立した女性なのです。
私の母親はというと、中肉中背、とりあえず流行ってたからソバージュヘア、フルタイムの和裁職人ですが、家にいるときは基本食べてるか横になってテレビ見てるか、といったTHE お母さん。笑
子供ながらに、うちのお母さんと、かっこいいカナちゃんがなんで親友なのかなっていつも不思議でした。
そんなカナちゃん、私がまだイタリアの「イ」の字も知らないような小さな時から、長期休みはイタリアへ行き、トレヴィの泉前のお気に入りのホテルに泊まり、イタリアのハイブランド品をたくさん買ってくるという、イタリア大好き女性でした。母親も私も月一くらいでカナちゃんの美容室へ通っていたので、その度にイタリアの話を聞いて、もちろん行ったことないから話からイメージするしかないんだけど、イタリアってカナちゃんみたいなかっこいい人がたくさんいて、なんかみんなお洒落で、ご飯がおいしくて、きれいな街並みの国なんだーって想像はしていて、今思えばその頃から私の中ではちょっと身近に感じる特別な国だったのです。
時は流れて中学生。
私が中学生の時、歴史的な2002年の日韓ワールドカップが開催されました。
ちなみにこの大会をきっかけに私はサッカーの楽しさに目覚めました。
この大会で世間を賑わせたのが、イングランド代表のスター選手、ベッカム!こんなイケメンが存在するのかと、私も連日のワイドショーに釘付けでした。彼の当時のトレードマーク、モヒカンへアも大流行し、日本中のサッカー少年たちが真似してましたね~。さて、ベッカム大フィーバーの影でもちゃんと話題になっていたのが、イタリア代表のイケメン選手たち。当時、セリエAで活躍していた中田英寿選手の同僚だったトッティや、デル・ピエロ、インザーギといった今なおサッカー界のレジェンドですが、そりゃあ20代そこそこの全盛期なので、めちゃくちゃにイケメンなんですよね!
その頃の私は、カナちゃんの影響でイタリアを盛大に贔屓にしていたので、やっぱりイタリア人ってかっこいいだろー!と、生のイタリア人に会ったこともないのに、植え付けられた固定観念で同級生たちに演説していました。
恐らくこの頃から無意識に、イタリア人への憧れとイタリア愛が芽生え始めたのです。
つづく。
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