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「うるさい」と「さみしい」

 結論から言うと、今回は、「うるさい」と思う気持ちを大切にしたい、というお話。

 周囲の人に対して、「うるさい」と思うときと「さみしい」と思うときがある。

 小言やお叱りごと、わかりきっていることを言われるときとかに、他人に対して「うるさい」と思う。
 しかし同時に、誰かに声をかけてもらいたい、優しくされたい、甘えたい、と「さみしい」と思うこともある。

 この矛盾が起きたとき、大体、「うるさいけれど、さみしいから、我慢する」という選択をする。
 この選択には落とし穴があって、我慢したところで、さみしさがなくなることはないということ。
 だって、「うるさい」と感じるような相手に、甘えるなんてできるわけないもの。
 さみしいからといって、うるさいと感じる人にまで媚びる必要はない。

 「うるさい」と感じることを「うるさい」と思うこと。
 別に口に出せというわけじゃない。むしろ、口に出さない方がいいことが多い。
 でも、きちんと「うるさい」という心のシールドを張ること。
 「さみしい」に惑わされないこと。

 それが自分を守ることになる。
 それが自分を見つけることになる。

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