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寝込みたいけどホントに寝込むとツライ

 体調不良になりたいって思う時がある。
 そうやって自分は苦しむべきだ、という間接的な自傷。
 堂々と寝込むことができる、という安堵。
 そういった心が、体調を崩したいと願うことがある。

 でも、本当に体調不良になったとき。
 絶対に後悔する。健康になりたいと。
 たとえば僕は、吐き気にめっぽう弱い。
 熱やだるさならまあなんとか我慢できる。けど、吐き気はちょっとでも感じるともうだめ。しなしなに弱ってしまう。
 そして思う。こんなことは望んでない。元気になりたいと。

 だから、どれだけ心が弱っていても、体も壊そうなんて考えない方がいい。
 むしろ、人一倍、体に気をつけた方がいい。
 ちゃんと寝て、ちゃんと食べる。部屋の環境も整える。
 それだけでもいい。
 心が苦しくても、体まで苦しめる必要はないのだから。

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