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国税職員ら20代男女7人、給付金詐欺…不正受給2億円の大半を暗号資産に投資か

新型コロナウイルス対策の国の給付金をだまし取ったとして、警視庁が東京国税局職員の塚本晃平容疑者(24)(横浜市)ら20歳代の男女7人を詐欺容疑で逮捕したことがわかったようです。
7人は投資仲間で、名義人に不正受給させた約2億円の大半を暗号資産に投資していたといい、警視庁が金の行方を調べているということです。
ほかに逮捕されたのは、塚本容疑者と同期入庁だった東京国税局元職員の男(24)(詐欺罪で起訴)ら。警視庁は2月頃にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに出国した30歳代の男が中心メンバーだったとみて行方を追っていると報道され、捜査関係者によると、7人は2020年8月頃、埼玉県に住む当時17歳の少年(詐欺容疑で書類送検)がコロナ禍で収入を減らした個人投資家だと偽り、中小企業庁から持続化給付金100万円をだまし取った疑い。塚本容疑者は黙秘しているが、一部のメンバーは容疑を認めているということです。
7人のうち塚本容疑者ら複数のメンバーがオンライン上の投資サロンに所属しており、「給付金をビットコインに投資して2倍にする」などと言って知人らを勧誘し、約200件の不正受給を行わせ、塚本容疑者と元国税職員は申請に必要な確定申告書の作成を担当し、1件あたり5万円の報酬を得たとみられています。
申請名義人は高校生や大学生など若者が多く、グループは給付金を全額回収し、メンバーの報酬を差し引いた残りの大半を暗号資産に投資したが、その後、元金などは名義人に返還されていないという話しだそうです。
名義人の一人が20年8月頃、警視庁に不正受給を申告し、同庁が捜査しており、持続化給付金の不正受給を巡っては、同12月にも東京国税局の甲府税務署員が逮捕され、詐欺罪などで有罪判決を受けているとのことです。

まず給付金詐欺は、断じて許せない。
あれだけ給付金の受給まで時間を要しておきながら不正受給を見過ごし、水際で防ぐことができなかった行政にも責任があるのだと思ってしまうところでしたね。
この問題は、もっとこれから数多くの不正受給者が暴かれると思いますね。 
不正をする者が一番悪いが、不正を助長させる発端を作った政府や行政にも問題があると私は、思いました。

悪事を働く人を減らすためにも政府は、もっと真剣に経済政策を経て、日本の経済の立て直しに取組んでもらいたいと願うばかりですね。

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