中小企業だからできる「三密」戦略
またこんな時に「三密」ってお題を出すと密閉・密集・密接だと思われがちですか? この「三密」ではありませんので、誤解をしないです下さい。
では、ここでご紹介するのは、中小企業ビジネスの「三密」について、ご紹介をしましょう。
中小企業だからこそ、この「三密」を活かすことが、重要でだと考えています。
まず一つ目の密は「親密」。
それは消費者と生産者の距離の近さゆえの親しい関係性を有効活用することが、中小企業の強みではないかと考えています。
尚、企業間連携という意味でも「親密」な関係を築くことは、これからのビジネス環境にとって重要な役割を担うと考えています。
次に二つ目の密は「綿密」。
大手企業は、大量生産を考える中で忘れられつつあるのが、商品へのこだわりと気配りや一期一会を重んじる接客することです。
商売の基本は、「売って終わりでなく、継続したお付き合いをすること」です。
最後の三つ目の密は、「周密」。
互いの注意が行き届いた職場内や企業間の協力関係のことを指し、この関係する周りとの密な関係は助け合いになります。
これらひとつひとつの密をかけ算して生まれてくるのではないでしょうか?
徹底的に消費者に寄り添う柔軟なサービス提供こそ、中小企業はやり続ける「三密」戦略だと考えています。
コロナ社会の今は、対面が制限されるいますが、この「三密」戦略を発揮するには?
どうすればよいのだろうか?
単に無作為に選ばれた消費者がネット上でマーケティングに参加するのはどうだろうか?
ネットを駆使すれば、どこにいても新たに企業や消費者との出会いがあり、率直なな意見交換ができるでしょう。
多様化する消費者が、日常の視点から企業を主体的に動かせば、思いがけない顧客価値を構築することができるのではないでしょうか?
その代わりに情報はタダではないので、意見という情報を落としてくれる顧客又は潜在顧客に対して、メリットを与えることは、忘れてはいけないです。
これが中小企業の強みを未来につなぐ架け橋となり、両者の「親密・周密」な関係性が作り出し、「綿密」な価値創造という強みを掴むことができるのです。