不要な支払いしていない?4月までにやっておきたい「お金の見直し」4選
はじめに
新年度は、就職、進学、転勤など生活が変わるタイミングです。
このタイミングでお金の流れも変わるため、必要となるお金と不要となるお金を見直す必要があります。
住居費
固定費で大きな部分を占めるのが住居費です。
転勤や新生活、世帯人数の増減による住み替えの場合ポイントとなるのが、家賃や住居費を手取り月収の3割までにおさめること。
手取り27万円なら8万1,000円が上限の目安です。
これ以上高くなると、その分貯蓄へ回るお金が減ります。
もし、社宅や家賃補助などで3割以下の家賃で収まるなら、その分貯蓄にすることができます。
生命保険
生命保険の死亡保障は、子どもの成長とともに減らすことができます。
子どもの年齢が低いほど、必要な死亡保障額は高額になりますが、成長とともに減額することができますので、これを機会にまとめて保障内容を見直してみましょう。
見直しの際は、プロのアドバイスをもらうようにしましょう。
教育費
塾や習い事などの教育費も新年度が見直しのタイミングです。
子どもの意思を確認しながら、入退会しましょう。
新年度の退会は、その理由も言いやすく「進級・進学のため」と伝えることができるので、このタイミングを逃さないようにしましょう。
通信費
選択次第で大きく料金が変わるものが通信費です。
子どもにスマートフォンを持たせる際に検討するのがキャリアです。
一般的には、
1.大手キャリア(docomo、au、Softbankなど)
2.大手キャリアのサブブランド(ahamo、povo、LINEMOなど)
3.格安SIM(OCNモバイルONE、IIJ、UQmobileなど)
の順に通信費が安くなってきます。
サービス内容の違いは、大手キャリアの場合は窓口があり、トラブルや機種変更といった対応は有人対応してくれます。
それ以外のサブブランドや格安SIMは、原則自分で調べて修理対応などをする必要があります。
トラブル時に窓口に駆け込んで手取り足取り対応をして欲しいのであれば、大手キャリアを継続して、その中で料金プランの見直しをしましょう。
ご自身でトラブルを解決できるのであれば、家族みんなで格安プランにすることで、月数万円の節約も可能です。
固定費や通信費を見直すことで、月数千円~数万円の節約になり、年単位で考えると大きな金額となり、これからかかる教育費や老後資金などに備えることができるでしょう。