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未婚の男女比、都道府県で1.3倍の差 地方に女性少なく

内閣府は27日、未婚者の男女比率が都道府県別でおよそ1.3倍の差が生じているとの分析を公表した。
内閣府は若年女性の流出が進む東北、北関東、甲信越は未婚男性の比率が高いと指摘した。
男女の人口が釣り合わない状況が続くと結婚や出産などに影響する可能性がある。
27日に公表した日本各地の経済動向を分析するリポート「地域の経済」で示した。
総務省の国勢調査をもとに、都道府県別に20〜34歳の未婚女性の人口を1とした際の未婚の男性人口の割合を調べた。
差は最小の福岡県では1.01だったのに対し、最大の福島県では1.35と、1.3倍ほどの差となった。
全国平均は1.15で、差が大きかった都道府県はほかに1.33の茨城県、1.32の栃木県、1.30の山形県だった。

差は年齢が上がると高まる傾向にあり、30〜34歳に限ると1.6以上の都道府県が8県あった。
福島県と茨城県が1.65、静岡県と富山県、栃木県が1.63などで差が大きい。

内閣府は進学先や就職先の多さの違いに加え、女性が多様な価値観が受け入れられる都市部を選んでいることが東京圏への流出が進む一因と分析している。

内閣府が22年に地方から東京圏へ移動した人に聞いたところ「地元の集まりでお茶入れや準備などは女性がしていた」と答えた人が男性よりも女性で多かった。

性別による無意識の思い込みなどを避けようと女性が都市部に流れている可能性があるという。

内閣府は「思い込みを払拭し女性が活躍できる環境を整備することが重要だ」との見方を示した。

バカなメディアは、まだ政府のミカタをするが、これもこの国の経済が長年低迷をして将来を描けないから、東京圏に地方から移動するのであって、日本経済が豊かになれば、地元で暮らし、地元で結婚をして、出産するという方が増えることは明白だろう。


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