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二階元幹事長ら任意聴取 東京地検特捜部、派閥パーティー収入不記載

自民党の派閥のパーティー収入不記載事件で、東京地検特捜部が二階派(志帥会)会長の二階俊博元幹事長らから任意で事情聴取していたことが6日、関係者への取材で分かった。

二階派はパーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載していなかった疑いが持たれており、特捜部は一連の経緯を確認したとみられる。

関係者によると、特捜部は他に二階派で議員側の実務を仕切る事務総長経験がある平沢勝栄元復興相からも任意で事情を聴いたという。

二階派は所属議員に課したパーティー券の販売ノルマを超えた分を議員にキックバック(還流)。還流分については収支報告書に記載していたが、パーティー収入の一部は記載していなかった。不記載額は平成30年~令和4年分で1億数千万円に上る恐れがある。

関係者によると、二階派の一部議員はパーティー券の販売額の一部だけを二階派に納入し、一部は納入せず「中抜き」していた疑いがある。特捜部は二階氏の関連団体でも中抜きがなかったか慎重に調べているもようだ。

特捜部は昨年12月、派閥のパーティー収入の一部を記載していなかった疑いがあるとして、政治資金規正法違反容疑で二階派と安倍派(清和政策研究会)の東京都内の事務所を家宅捜索。パーティー収入を巡る資金の流れの解明を進めていた。

この結末がどうなるのか?
秘書が議員に罪をなすりつけられて、捨て駒にならないよつにだけしかてもらいたいと願うばかりだ。

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