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「応相談」の意味とは?要相談と応相談の違いなどを解説

応相談の意味とは?

 応相談の意味は、相談に応じますということです。

 応相談は、募集している会社やお店が求人内容の条件については相談に応じますということです。

 例えば、勤務時間について、平日の午前9時~午後5時(勤務時間応相談)と書かれていた時は、「平日の午前9時~午後5時までの勤務時間ですが、午前9時~午後3時までのみ勤務できる時は相談に応じます」という意味になります。

 相談に応じるというのは、相談すると募集している全ての時間帯の勤務ができない時でも、場合によっては相談に応じてもらえるということです。

 しかし、希望が全ての応募者に認められるということではなく、希望通りになるかどうかは採用する側によって決まります。

よく応相談が使われるケースとは?
 ここでは、よく応相談が使われるケースについてご紹介します。

アルバイト
 よく応相談が使われるケースとしては、アルバイトのシフトがあります。

 よくアルバイトの募集では応相談が見られます。

 シフトというのは働き方のシフト制というもので、自分の都合に応じて勤務の時間や日にちが調整できるものです。

 「シフト応相談」と求人情報で書かれている時は、仕事ができる時間や曜日が相談できるということです。

 シフトの相談が応募前にでき、シフトの相談は採用された後にもできます。

 なお、応相談は固定性にシフト制の働き方から変更できるということではないため注意しましょう。

ホテル
 よく応相談が使われるケースとしては、ホテルがあります。

 パーティ会場の貸し切りで、ホテルの応相談は使われる時が多くあります。

 例えば、「大人数使用可能(応相談)」などと、パーティ会場の使用項目などに書かれている時があります。

 この時の応相談というのは、「大人数で使えますが、前もって何名で使えるのか相談できます」ということです。

 人数がパーティ会場の使い方によって変わるため、応相談と書かれています。

 お店側が前もって何名で使うのか知りたい時は、要相談を使うこともあります。

 また、「パーティ会場10名から(応相談)」と書かれている時は、10名以下の時でも相談に応じるということです。

食事プラン
 よく応相談が使われるケースとしては、食事プランがあります。

 レストランの食事内容のコースプランや宴会プランなどでも、よく応相談が使われます。

 例えば、「宴会プラン(応相談)」とレストランのホームページなどでなっている時は、食事の内容や人数、会場などの相談ができます。

 予算が決まっている時に予算に応じた食事内容にしてくれたり、参加人数に適した会場を準備してくれたりするなど、ある程度プラン内容の変更ができます。

 応相談であるためその通りに必ずしもしてくれるということではなく、お店の都合に応じた内容でないと断られることもあります。

アレルギー
 よく応相談が使われるケースとしては、アレルギー対応があります。

 ホテルやレストランなどでは、応相談が食べ物のアレルギーにも使われます。

 例えば、「アレルギー対応可(応相談)」と書いている時は、料理からアレルギーで摂ると駄目な食材を除いてくれたり、調理法を変更してくれたりするなど、アレルギー対応ついての相談に応じるということです。

 対応可と書いていますが、限度が対処にはあるため応相談が使われます。

 食物アレルギーでも、熱を通すと摂れる時やちょっとでも包丁に付いていると摂れない時があります。

 対応がアレルギーによって違うため、応相談と書いています。

結婚式場
 よく応相談が使われるケースとしては、結婚式場があります。

 応相談は、よく結婚式場の情報サイトなどで見られます。

 例えば、「衣装持ち込み(応相談)」「演出(応相談)」「貸し切り結婚式(応相談)」などがあります。

 衣装持ち込み(応相談)は、結婚式場によっては衣装の持ち込みに料金がかかったり、持ち込みができなかったりする時があるため、衣装の持ち込みができるかの相談ができます。

 演出(応相談)は、前もって特別な演出ができるか結婚式場に相談することができます。

 貸し切り結婚式(応相談)は、貸し切りの時間が別のお客さんと重ならないように結婚式場を借りる時間の相談ができます。

履歴書
 よく応相談が使われるケースとしては、履歴書の希望年収があります。

 転職する時は、履歴書に希望年収を書きます。

 この時には、「貴社の規定に従います。」ではなく「応相談と考えています。」と書く時もあります。

 特に希望年収がない時は、「貴社の規定に従います。」と書きます。

 年収の交渉をしたい時は、「応相談と考えています。」と書きます。

 この時の意味は、応募する人が相談に応じて欲しいということであるため、「相談に応じてもらいたいと考えています。」ということになります。

物件情報
 よく応相談が使われるケースとしては、物件情報があります。

 「家賃応相談」「ペット応相談」などと、物件情報に書かれている時があります。

 「家賃応相談」と書かれている物件は、ほとんど中古物件です。

 この時は、家主の希望家賃が決められている時が多く、希望家賃よりも安くして欲しいなどの相談に応じるということです。

 希望家賃が書かれていない時は、前もって家賃を知りたいというと教えてくれます。

 「ペット応相談」というのは、ペットを飼いたい時は相談に応じるということです。

 飼いたいペットや飼っているペットの大きさや数によっては許可できるかどうかわからないため、応相談となっています。

要相談と応相談違いとは?

 求人誌などでは、要相談と応相談という言葉を目にすることがあります。

 ここでは、要相談と応相談の違いについてご紹介します。

 要相談とは、相談する必要があるということです。

 応相談とは、求人している会社やお店が勤務時間や勤務地などについては、相談すると希望を考慮して相談に応じますということです。

 そのため、応相談の時は、勤務時間や勤務地の希望を相談すると、希望に応えられるように相談に応じますということです。

応相談の類義語とは?

 ここでは、応相談の類義語についてご紹介します。

要相談
 応相談の類義語としては、要相談があります。

 要相談の意味は、「相談する必要がある」ということです。

 応相談と同じように、宣伝などで使用する簡略的な表現であるため、会話や文章ではそれほど使用しません。

 また、相談するのみであるため、希望が必ず通るとは限らないことも同じです。

 要相談は、応相談とは違って、相談をする人の希望に関係なく、必ず相談するというニュアンスになります。

 要相談を使った表現としては、次のようなものなどがあります。

 「勤務時間:シフト制(要相談)」

 この表現の意味は、「シフト制の勤務時間のため、相談して決めます。」ということです。






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