第2次岸田再改造内閣の行方
皆様は、この新体制の内閣の人事を見て、どのような感想をお持ちになられたのでしょうか?
岸田文雄首相(自民党総裁、66)は13日、内閣改造・党役員人事を断行した。
来年9月の総裁再選を目指し、対抗馬の芽を摘みつつ各派に配慮した人事と言うことがありありとわかるような人事だった。
同時に、歴代最多タイの女性5人を入閣させ、刷新もアピールしたが、ただの「人事好き」とされる岸田文雄首相は、党内基盤の安定と世論対策という「二兎(にと)を追う」ことに腐心したと言われている
岸田文雄内閣は13日の記者会見で、月内に関係閣僚に対し、経済対策の骨格を明示し、対策の検討を指示すると答えている。
10月中に対策をまとめ、しかるべき時期に対策を盛り込んだ23年度補正予算案を決定する方針を明らかにしたので、早ければ、11月上旬に補正予算案を提出、審議が順調に進めば、11月中旬には成立可能という構図を描いているようです。
内閣改造を経た岸田政権の「人気度」を占う上で、各社の世論調査とともに、10月22日投開票の衆院長崎4区と参院徳島・高知選挙区の補選だとにら睨んでいるようだ。
自民党議員の死去、辞職に伴うもので、見事、自民党が2勝すれば、政権は勢いづき、党内で「解散風」が強まり、一つでも取りこぼせば、政権に痛手で、解散にブレーキがかかるかもしれないだろう。
選挙結果は、首相の解散判断に影響を与える可能性もありそうです。
このまま自民党内でポスト岸田が出てこないのなら、日本国民は10月22日投開票の衆院長崎4区と参院徳島・高知選挙区の補選では、自民党以外の他政党の方々に頑張ってもらいたいところです。