ローコスト住宅で後悔しない・失敗しない大事なポイントを徹底解説!
はじめに
ローコスト住宅というと、安価で質が劣る住宅といったイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかしローコスト住宅は無駄を省いたシンプルな住宅であり、所得が高くない方でも手が届きやすいのが大きな魅力です。
そこで今回はローコスト住宅で後悔しないポイントやローコスト住宅メーカーでのメリット、おすすめの住宅メーカーなどについてご紹介します。
ローコスト住宅で後悔しないポイント
家を買いたいけれど収入に限度がありあまり高いものには手が出せないという方もいるでしょう。
そこで検討したいのがローコスト住宅。
しかしローコスト住宅を購入して後悔しないためには、事前にいくつか押さえておきたいポイントがあります。
ここではは購入を検討する前にチェックしたいポイントについてお話しします。ぜひ参考にしてみてください。
ポイント①間取りをよく相談する
ローコスト住宅を建てるときは、普通の住宅と同様に間取りについてよく検討するようにしましょう。
特にローコスト住宅の場合は、少しでもコストカットをするために間取りがシンプルで一般的なものになっている可能性があります。
すでにあるプランから選ぶ場合は、変更できるのか担当者に相談しましょう。
将来子どもが成長したら1人部屋を作りたい、もしくは作業部屋が欲しいといった場合も相談したいですね。
担当者、そして家族と話し合いながら、どんな間取りが使いやすく、実現しやすいのか考えてみてください。
ポイント②こだわり部分を明確にする
ローコスト住宅は、住宅の間取りやデザイン、使用する建材などをシンプルにし、材料のグレードを下げることによって低価格にしています。
よってすでにあるプランのまま建てると、どこか納得できない部分が出てくるかもしれません。
たとえば外壁は少し良いものを使って室内はシンプルにするなど、こだわりたい部分を明確にし、メリハリをつけるようにしましょう。
この部分はよいものを使いたいという意思を最初から担当者に伝えておくことが大切です。現場の責任者と話す機会があれば同じように伝えておくと、情報の行き違いなどもなく安心です。
建築中も何か問題があったらこまめに連絡してもらえるようにしておくとよいでしょう。
ポイント③価格やオプション料金をしっかりと把握する
ローコスト住宅を建てる際に、価格やオプション、間取りやデザイン、材質、アフター保証などについてきちんと確認しましょう。
また、見積もりを出してもらったらその内容も熟読するのも忘れずに。
一般的に見積書は、建物本体の価格、オプション価格、付帯工事にかかる費用、諸経費などに分けて表記されています。
これらをすべて合算したものが、その住宅を建てるためにかかる費用です。
会社によってはローコストをアピールするために建物本体の価格のみを表記している、もしくはそれ以外の費用は別紙に書いてあるといったケースもあります。
建物本体の価格のみで建てられるわけではないので、要注意です。
勘違いしないように気をつけてください。
ポイント④信頼や実績のある業者を選ぶ
値段に関係なく住宅を建てるときにいえることですが、必ず複数の業者に見積もりを出してもらい比較検討するようにしましょう。
一社だけだと、果たしてその会社が信頼できるのか、本当に実績があるといえるのか判断しにくいこともあります。
複数の業者で見比べてみると、「この会社の方が実績がありそう」「こちらの方が信頼できる」などと何となく見えてきます。
本命の業者が最初から決まっていたとしても、あえてほかの業者と比べることにより、長所はもちろん欠点も分かってきます。
必ず複数の会社に見積もりをお願いしましょう。
ポイント⑤見えない部分の仕様も確認する
目に見える部分はしっかりと施工していても、実は表には出てこない壁の内側の断熱材や建物全体の気密性において手を抜いている可能性もあります。
目に見えないからといってこだわらずにいると、冬は寒く夏は暑いといった建物になりかねません。
建物がどんな構造で建てられるのか、断熱性や気密性を高めるためにどんな対策を取っているのかなど、目に見えない部分の仕様も事前に確認しましょう。
ローコスト住宅メーカーでのメリット
ローコスト住宅メーカーにはどんなメリットがあるのか、気になる方も多いでしょう。
ローコスト住宅でローンを組む際には、所得と返済するローンの割合がいくらぐらいになるのかを算出してみて下さい。
月々のローンが賃貸住宅の家賃よりも低いのであれば、ローコスト住宅がおすすめです。
ローコスト住宅には、それ以外にも様々なメリットがあります。
ここではローコスト住宅メーカーを選ぶメリットについてご紹介するので、参考にしてみてください。
最大のメリットは建て替えがしやすい
ローコスト住宅メーカーで家を建てるメリットとして、建て替えがしやすいというのが挙げられます。
ローコスト住宅は最低ラインの建材を使って建てるため、耐久性でみると老後まで長く住むための家としては不向きです。
一度建てた後、一生そこに住むつもりであれば、ローコスト住宅は避けた方が無難です。
その反面、「子どもが独立するまで住めれば十分、その後は夫婦2人でこじんまりとした住まいに住み替えたい」といった場合には、ローコスト住宅はぴったりです。
そのときのライフスタイルによっても住まいは変わってきます。
子どもが幼い間は戸建てが良くても、夫婦が年を取ると家のケアがしにくくなり、逆にマンション住まいの方が便利というケースもあります。
将来少しでも引っ越すもしくは建て替える可能性があるのであれば、ローコスト住宅を検討してみるのも一案です。
ローコスト住宅が向いている家庭
求めている条件によっては、通常の住宅よりも逆にローコスト住宅の方が向いているという家庭もあります。
たとえば、メインとなる住居はすでにあり、セカンドハウスとして家を建てたい、室内の建具はシンプルで十分、マイホームが欲しいけれど転勤が不安、予算に不安があるもののマイホームは欲しいといった場合には、ローコスト住宅がおすすめです。
ローコスト住宅を利用して希望を叶えてみましょう。
家を建てるからといって、必ずしも一生ものにこだわる必要はありません。
各家庭のニーズに合った家が一番住みやすいはずです。
今一度、自分が欲している家の条件について考えてみましょう。