感謝
お客さん会社の創業者であり、前会長が94歳と言う年齢で帰らぬ人になられました。
この方は、豪傑な方でありながら時より厳しさの中に優しさをお持ちの方でした。
そんな方が、まだ現会長が社長だった頃に私のことを「あなたは、シロウさんみたいな人だ」と時より言われていたのですが、いつも「シロウさんって誰なん?犬の名前?岸部四郎?」と言っていたことを思い出します。
私は何度も「だからシロウって誰なんですか?」と聞くが、ずっと私に告げることなく、あの世に旅立たれたのでもうご本人から聞くことは、できません。
お通夜の席で、創業社長の仲の良かった別企業の創業社長のTさんがいらっしゃったので、聞いて見ることにしたところ、「仙台四郎(センダイシロウ)と言う商売繁盛のら神様みたいな人やで」と言われたので、仙台四郎と言う名前くらいは、知っていたがなんでこの私が仙台四郎なんと疑問に感じていると、私とこちらの会社が顧問契約をした頃、こちらの会社は業績が急激に悪化して、存続の危機にあったのですが、うちと契約後講じた策が当たり、同業他社と反比例して業績が上がり、業界での確固たる地位を確立することができたのです。
それは、タイミングも良く、こちらの会社の方々が私を信じて、頑張っていただいた努力の結晶だと今でも思っています。
このことをあるから創業者社長は、ずっとシロウさんと言われていたんだとはじめて知りました。
また創業社長の通夜、告別式は、社葬で行われ、私なりのささやかな気持ちとして、あの世にお送りさせてもらいました。
すると創業社長の奥様が私に話しをしたいと言うことでお声がかかったので、少しお話しをさせてもらいました。
すると奥様が創業者社長からのお言葉を預かられたようで、代弁してくださりました。
「貴方には感謝という言葉では言い尽くせない程の気持ちを持っています。うちの会社にとっては仙台四郎さんみたいな人です。これからも○○株式会社のことをよろしくお願いします。」という言葉をお聞きして、涙が溢れんばかに出てきました。
私は、実父が亡くなった後、本当の父親のように会話をさせてもらっていたので、感無量のでした。
湿っぽい個人的な話しになりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。