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《詩》📘自信のなさ

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“店長は本当にすごいですね”
時々 そんな優しい事を言ってくれる子がいます。
正直うれしいのとうれしくないが心に現れます。
人に見えている私は
何でも出来て、やさしくて、芯があるらしい
社長は言います
“人には仕事ができると勘違いされたほうがいい”と

私には不思議です。まるで嘘をついている気分です。

できない人間だと見られたくないのに
できない人間だと知ってほしい自分がいます

自分が自分で不思議に思います
ただ、自信がないだけです。

できると思われてしまうと、
できる子でいないといけなくなるからです。
私はそんな人間ではないのです。
だけど人の評価は人が決めます



「まほうの青い本」より

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