No.8 香港版おっさんずラブ「大叔的愛」の話
今日は、私が最近までTELASAで視聴していた香港版おっさんずラブ「大叔的愛」について語ろうと思う。
※大叔的愛の文字には常に公式HPのリンクを貼ってあります。
この大叔的愛、本当におもしろかったのでオススメしたい。
大叔的愛の良いところは大きく分けて3つある。※個人の感想です!
① 改変設定・ストーリーがおもしろい
② 日本版(本家)へのリスペクトが半端じゃない
③ 出演者の魅力が凄まじい
まず、〔① 改変設定・ストーリーがおもしろい〕。
大叔的愛は、基本的には日本版の設定・ストーリーをそのまま引き継いでいる。しかし、実は日本版と大きく違う点もいくつかある。
最も違うのは話数だ。
日本版は全7話だったが、香港版では全15話になっている。そう、めちゃくちゃ引き延ばされているのだ。
凄いのは、これだけ引き延ばしているのに余計なエピソードを入れられた感じが全くしないこと。全ての登場人物を丁寧に掘り下げて、日本版では描かれなかった部分をしっかりと埋めている、そんな印象の仕上がりだ。
追加されたストーリーや設定は日本版の映画やIn the skyから引用されている部分もあるので、それらを視聴済みのファンならさらに楽しめると思う。
次に〔② 日本版(本家)へのリスペクトが半端じゃない〕。
これはもう見てもらえれば伝わると思う。
特に、役者の演技と、黒澤部長と春田の気持ちを表す夜景のライト演出は、日本版おっさんずラブそのものだ。前述の改変設定・ストーリーも、日本版への強いリスペクトがあるからこそ、ここまで丁寧におもしろくできたのだと思う。
最後に〔③ 出演者の魅力が凄まじい〕。
まず、黒澤部長を演じるケニー・ウォンが痺れるほどカッコいい。吉田鋼太郎のキュートさとはまた違う魅力。これは間違いなく春田が尊敬する上司だ! と悶絶した。決して二番煎じではない、新たな黒澤部長がそこにいる。
また、大叔的愛のメインキャストには香港で大人気のアイドルグループ・MIRRORのメンバーが3人いる。春田役のイードン・ルイ、牧役のアンソン・ロー、歌麻呂役のスタンリー・ヤウだ。
3人とも役者としての魅力も凄まじい。さすが、大人気アイドルだけのことはある。特にイードン・ルイは、田中圭が表現した春田のコミカルな表情も、心の機微も、見事に表現している。
そんなわけで、あっという間に1000文字だ。
もし興味があれば、ぜひ香港版もチェックしてほしい。