駐夫ハローワーク進捗
人生初ハローワーク。
どんなことになるのか。
とりあえずこれまで真面目に働いてきたのだがいきなりの失業。
こんなことってあるんですね。失業って、ただお金入らなくなるだけではなく、労働意欲とか、プライド?とか、人と会わなくなる事とか、諸々精神的にもっていかれますね。
世の中的には「働かなくて海外、いいじゃん!」「恵まれてる」とか言われます。他の人も書いてますが、この心労苦痛は同じ環境でないとやはりわからないものなのかもしれません。思いやりとかそういう事ではなく、独身が子供いるライフスタイルが想像つかないように(実際想像より遥かに大変だった)。
おそらく手放しで喜べる駐夫は、初めからヒモかニートみたいな属性が必要で、普通に働いていた人は喪失感、疎外感、無収入の恐怖に苛まれます。
『妻に稼がれる夫のジレンマ』という本では、10人の体験談があったものの、転職を繰り返し乗り切るハッピーパターン、精神病院行きのバッドパターンがあり、まだまだ均等に分布してました。伝統的な日本企業に勤めていると、帰っても約束保護にされて閑職に追い込まれる。どんなスキルを身につけてきたかなどは問われない。いずれにしろ本人起因でも意思でもない、無駄に無意味な属性転換が起こりストレス度は高い。
さて、駐夫は失業したのに失業給付が受け取れない、というジレンマに追い込まれます。直接毎月面談せねばならず、国内で働くことが前提だから、とのことです。フルリモートで日本企業で働こうと思ってますが?という問いに、窓口は対応できず、労務省のキャリア官僚に聞いたところ「法的不備ですね…」とのことでした。税金を払い続け、困ったときにはそのサービスは受けられない環境に追い込まれる。
解決策として再就職手当なるものが代替案として出てきました。おそらく大した額ではないのですが、ないよりマシか…研究します。
最大の課題はいくことじゃないんです。
キャリア断絶により帰国後も働けなくなることです。そのときには税金納めてないとか認定される。頼る組織もない。仲間もいない。海外もアローン。意味不明です。
カラ元気出すしかないですね。