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#241【花テロ】赤い薔薇

今日もお読みくださってありがとうございます!
今日は久しぶりの花テロ!気まぐれすぎる!

加藤登紀子『百万本のバラ』、薔薇関係ないけど『Deportee流れ者』

薔薇の名曲と言えば、加藤登紀子さんの「百万本のバラ」。

百万本の薔薇の花を あなたにあなたにあなたにあげる
窓から窓から見える広場を 真っ赤な薔薇で埋め尽くして

切ない。
ああ貧しい絵描きによる「愛するということ」の実践の歌だったのか。
(※フロム『愛するということ』を読書中)


くらたは加藤登紀子さんの曲では『Deportee 流れ者』がいっとう好きです。
アメリカから強制送還される飛行機が事故をおこして亡くなったメキシコ人農場労働者を歌った歌で、もとはアメリカで作られたそうです。

くらたは小学生のころからこの曲好きなのです。

人間と認められず
死んでさえ 名前も知られず
その手で育てたオレンジさえ
口にするうれしさも知らず

この歌詞が衝撃で。
父の車でこの曲を聞いて泣いている、変わった子どもでした。

『薔薇は美しく散る』……ベルサイユのばら

薔薇の名曲、2曲目。

私はバラのさだめに生まれた
華やかに激しく生きろと生まれた
バラはバラは 気高く咲いて
バラはバラは 美しく散る

バラにはバラの苦労があるぞと。なお2番は下記。

私はバラの命をさずかり
情熱を燃やして生きてくいつでも

マリーアントワネットの歌でもあり、オスカルの歌でもあり。
改めて見ると、苛烈な歌ですね……!

『ベルサイユのばら』……名作ですよね!

予備校の世界史の先生が、「フィクションだがフランス史が正確に描かれているので読むと理解の一助になる」と言っていたので、受験前勉強と称してよく読んでいました。
その時揃えた紙の本は手放してしまったけれど、また電子書籍で揃えようかなあ……。

話がずれますが、今kindleで山岸涼子さんの『日出処の天子』電子書籍版がポイント還元50%になっていると聞いて1巻を購入しました。
これは日本の古代史ですね。大化の改新あたり。
はああ、絵柄が美麗!少しずつ大切に読む!わくわく。

これまた話がずれますが、エンタメ勉強コンテンツで言えば、Podcastの「コテンラジオ」とか、もし当時あれば勉強に役立ってただろうなあ。
こういうところに人文学の粋が生かされると思うのですよね。
いくら歴史に学んでも人間は失敗を繰り返しているようけれど、科学技術も人文学も時代が下れば確実に進化していっているわけで、超俯瞰でみれば少しずつ螺旋階段的にいいほうに行っているという話を、先日あーちゃんとしたのでした。

閑話休題。
ベルばらの話でした。
もうずいぶん前になってしまいましたが、今年50年になるという宝塚のベルばらを観てみたくて、初夏に、『ベルサイユのばら50』という記念舞台を観に行きました。
お宝映像や歴代オスカル・アンドレの揃う圧巻の舞台でした。
(先日の女子バスケの記事で思い出したのはこの舞台のこと)
はぁー、なんと美麗!!
歌舞伎は男性だけで、宝塚は女性だけで、成立背景はいろいろとあれど、これだけ大きなルール・制約を設けて技術を研鑽するのって面白いですよね。

なお、赤い薔薇の花言葉は、「告白」だそうです。

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