ネットで活動するアマチュアミュージシャンのおもてなし
自分で出来ていないことを偉そうに書く。という感じになります。本当は成功している人がノウハウを書けば読まれる方にとって有用な記事になると思いますが私は成功者ではないので、うまく出来ていない人間の反省文のようなものかな。
私の曲を聴いた人がほんの少ない確率で「この曲いいな。他にどんな曲があるのだろう」と興味を持ってくれた時に「他にも似たような方向性の曲が数曲あること。」が必要ではないか。それがネットで活動するアマチュアミュージシャンの最低限のおもてなしではないかと。
私はその時その時で思いついた曲を作って、それを公開する。というスタイルでやってきました。曲に一貫性がないので、先ほどのような私の曲に興味をもってくれた人が、「この曲もいいな」という体験をしてもらう事ができていないと思います。
アマチュアなのですから自分の好きな曲を自由に作る。という事が正義だと思っています。ただ、聴いてもらう以上は「ある程度の一貫性」を持って、一つのコンテンツにしていくのが良いのではないか。
一人のアーティストがヘビメタの曲、パンクの曲、エレクトロニカの曲、といったいろんなジャンルの曲を作るのであれば、それぞれのジャンル、作風でアーティスト名を変えてもいいのではないかと思います。まるでYoutubeのチャンネルを複数作るみたいに。
そして「ある程度曲数があること」が大事だと思う。興味を持ってくれた人が、さらに他の曲を好きになってくれる確率は高いと思う。2曲気に入ってもらえたらきっとファンになってもらえるのではないでしょうか?
曲のコンセプトや曲調が似ている曲をある程度の曲数用意する。これはアルバムを作ることとほぼ同義ですね。ネットではどうしても1曲ずつ公開してしまいがちですが、もしこれからインターネットを主戦場として音楽活動をしようと思っているなら少なくとも5曲くらいのアルバムを作ってから世にアピールするのがよいと思います。バリエーションに富んだ曲ではなく、同じ方向性の曲調で5曲作り上げるのです。
アマチュアミュージシャンは自分の事を「孤高のアーティスト」と思ってる人も多いと思います。私もそんな感じです(自分で言うと恥ずかしいですね)。音楽を聴いてもらうために頭を下げて営業をするみたいなのは苦手なのではないでしょうか。
10数年前に地元の商店街のお祭りで「○時からライブやるのでぜひ見にきてください」と街を歩いている人たちにフライヤーを配っていた地元のアイドルの子達を思い出します(島根にもアイドルはいますよ!パソコンはないけど!)。ミュージシャンは聴いてもらわなければ始まらない。彼女たちは勇気を振り絞って(これは私の勝手な解釈かも)フライヤーを配っていた。彼女たちはミュージシャンとして私よりもずっと高いステージにいるように思います。
私はそのスタート地点に立つ努力もしてないのだなと。同じことは私には出来ません。
聴いてくれた人そして興味を持ってくれた人に、「同じジャンルの曲を5曲」そろえて準備しておくことは最低限のアーティストの仕事だと感じました。(わたしはそれさえ出来ていないのです)
これからそういう準備をしようと思います。(曲を作っていこうという意味です。)
こんな事書いていながら1曲しかなくて申し訳ないですが、私の曲を聴いてください。各サブスクリプションサービスで聴いていただけます。