YUMENIKKI -DREAM DIARY- 攻略ヒント
先日Steamにて発売された「YUMENIKKI -DREAM DIARY-」のエンディングを一応見ることができた。
単に夢の世界の雰囲気を味わう感じの作品だった元ネタ「ゆめにっき」と異なり、「YUMENIKKI」はアクションや謎解きが要求されるゲームである。
これが思ったより難しく、私のようにゲームの苦手な方は攻略方法が分からず延々と頭を抱えているかもしれない。
そう思い、私が「ここで詰まってる人いるのでは」と予想するポイントについて、そこを攻略するヒントを書いてみることにした。
詰まっている方の参考になると嬉しい。
■オープニング
○コンビニの駐車場から出られない
先述の通りだが、夢の中を散策するだけだった原作と違い、このゲームにはアクション要素がある。
コントローラーのAボタンでジャンプができるので、これを活用すれば障害物を乗り越えられると思う。
■商店街の夢
○飛び出してくる腕が避けられない
腕は、目の前を横切るものを問答無用で捕まえるようになっている。
また腕は動きの隙が大きく、一旦飛び出すと次の獲物を捕まえるまでに時間がかかる。
この性質を利用して、腕の目の前を別のものに横切らせれば、その隙に通ることができるだろう。
主人公の他に、この場で自由に動き回れるものはひとつしかない。急には止まれない彼らの性質を利用するとよいだろう。
○食肉加工工場から先に進めない
お察しの通り、機械に適切な数字を入力しなければ先には進めない。
機械にはボタンが3つある。
一番左が現在の数字を3倍にするボタン、真ん中は2分の1(端数切り捨て)にするボタン、一番右が決定ボタンだ。
数字が4桁以上になってしまった場合、または正解と異なる数字なのに決定ボタンを押してしまった場合、エラーを吐いて最初の数字に戻ってしまうという仕様らしい。
数字をリセットしたい時は、とりあえず決定ボタンを押しておけばいいということだ。
これさえ把握しておけば後は算数の問題であるため、頑張って計算してみてほしい。
なお「そもそも何の数字に合わせればいいかが分からない」という方は、周囲にそれらしい3桁の数字が無いか探してみてほしい。案外すぐ近くにあるはずだ。
○道路を塞いでいるあの生き物が邪魔
ここまで来たなら、どかすためのエフェクトを持っているはずである。
なお少々面倒だろうが、夢から覚めた後にもう一度ここへ戻ってくると、新たな発見があるかもしれない。
○ベッドの部屋に閉じ込められてしまった
怖いし捕まりたくないという気持ちは分かるが、彼女と距離を離しすぎないよう注意せねばならない。
彼女は近くのベッドを浮遊させるサイコキネシス能力を持っている。
彼女と付かず離れずの適切な距離を取り続けることができれば、彼女のサイコキネシスが暴走して活路が開けるだろう。
■荒野の夢
○遺跡前の仕掛けの意味が分からない
台座に収まる4枚の石板を集めなければこの謎を解くことはできない。
まずは4枚の石板を探し出そう。
なお4枚の石板を集めるには、前提として別の夢で手に入るエフェクト、そしてコレクションが必要となる。
商店街の夢にあるエフェクト、デパートの夢にあるエフェクトを取得していない場合、先に取ってくるとスムーズに進むだろう。
○黒くて丸い怪物をどうすればいいのか分からない
あの怪物の性質として、「普段は持ち場を離れない」「獲物を見つけるとどこまでも追ってくる」そして「段差は越えられない」というものがある。
もし見つかってしまった場合、急いで近くの箱に乗れば、そのうち追跡を諦めて去っていくはずだ。
もしも怪物をどこかへおびき寄せたいという場合、これらの性質を上手く利用すると活路が開けるだろう。
注意点だが、怪物は意外と足が速いため「箱に乗ったから安全」とすぐ降りてしまうとあっという間に追いつかれてしまう。
かといって距離を取ることを意識しすぎると、完全に追跡を諦めて持ち場へ戻ってしまう。
大体3~4歩ほど距離が開いた時に動き出せば、ギリギリの追いかけっこを楽しむことができると思う。
○というかこの夢自体がどう攻略すればいいのか分からない
この村には一応住人がいるのだが、怪物がうろついている現状が恐ろしくて外に出られないようだ。
怪物は包丁でも退治できないが、村の住人は怪物を捕獲する方法を模索していたようだ。村をよく探せば、怪物封じの罠を発見することができるだろう。
ただしこの罠を作動させるにはふたつのコレクションが必要となる。
ひとつは罠を作動させるためのアイテム、もうひとつは中へ誘い込むための餌となるアイテムである。
これらはいずれも電車で行ける範囲で手に入るので、よく探してみよう。
特に餌となる方のコレクションは意外と遺跡のすぐ近くにあるので、変わったものがないか目を凝らしてみると発見できるかもしれない。
なおそれを手に入れる際、商店街の夢で手に入るエフェクトが必要となる。まだの人はそちらを攻略するとよいだろう。
○怪物は何とかしたが結局石板が集まらない
石板は、いずれもこの夢から行ける範囲の場所で入手できる。
探索に気合いを入れるタイプの方なら、遺跡のすぐ側で既に一枚石板を手にしているかもしれない。
いくつかの家の中に入れるようになっていることにはお気付きだろうか。
まずは村中を巡ってみると発見があると思われる。
そうして探索していくと、住民の一部にアイテムを欲しがっている者がいることに気付くはずだ。
幸い彼らの欲しがっているアイテムも、電車で行ける範囲に落ちている。
ただし月石板だけは入手経路が若干面倒なので、根気よく進めてほしい。
○月石板入手のヒント
前提として、これを入手するためにはデパートの夢で手に入るエフェクトを入手しておかねばならない。
その上で理解せねばならないのは、このエフェクトをどういうタイミングで使用すればいいかということである。
これさえ分かっているならば、あとはこのエフェクトの使用対象を探すだけである。上手くいけば、住民が欲しがっているコレクションをこちらへ渡してくれるはずだ。
幸いにも対象は電車で行ける範囲に存在しているが、意外と見落としがちなので調べられるものはきちんと全て調べておこう。
なお住民にコレクションを渡しても、もう一仕事待っている。
住民が指差しているものに心当たりはないだろうか? これも電車で行ける場所で待っているはずである。
○石板をはめる順番が分からない
24パターンしかないので一応総当たりでも行けるといえば行けるが、目の前の石碑に描かれた模様が鍵となっている。
少し分かりづらいが、一番左は太陽、左から二番目は太陽の沈んだ様子、左から三番目は怒った人の目、一番右は×のマークであろう。
これに対応する順番で並べれば、問題なく通れるはずだ。
■桟橋の夢
○釣り人が求めているものが分からない
彼の望むコレクションは自動販売機で100円払うと購入できるので、頑張って10円玉を集めていこう。
10円玉はいずれもこの夢の中で手に入るはずだ。
なお基本的に落ちている場所はキラリと光っているので見落とすことはないだろうが、1枚だけ非常に意地悪な場所に隠してあるので気を付けてほしい。
○鳥人間が襲ってきて先に進めない
彼女らは動きが素早く、また包丁が通用しないため、無理に前進しようとするとすぐに食われてしまうだろう。
まずは彼女らの性質を理解するとよい。
まず、彼女らは画面を超えても追いかけてくる。そして、段差を下りることはできても上ることができない。
それから、彼女らを始末する方法も一応存在する。これはこの夢を先へ進んでいけばおのずと見つかるだろう。
なお、どうしてもアクションが苦手でここの攻略が難しい場合、先に荒野の夢で手に入るエフェクトを取得すると難易度がグンと下がると思われる。
ストーリー攻略という観点でのみ考えれば、桟橋の夢の攻略優先度はさほど高くない。桟橋の夢ではエフェクトだけ先に取得し、先に荒野の夢を進めてしまうというのも手だろう。
○桟橋の夢で手に入るエフェクトの使い方が分からない
まずは、このエフェクトの形状をよく見てほしい。
この形を心のどこかに留めておいた上で夢世界を探索していると、時々これに似たマークを発見できるはずだ。
そこで使用すれば、このエフェクトの真価を見ることができるだろう。
○白い人の求めているものが分からない
釣り人から手に入るコレクションを渡せば、彼は先に進ませてくれる。まずは頑張って10円玉を集め、彼にコレクションを渡そう。
○灯台のステージが難しい
まず、陰に隠れていれば見つからないということを覚えておこう。一見スカスカに見える木の板の裏でも、隠れてさえいれば案外見つからない。
その上で、あまり欲張らずに少しずつ進んでいけばさほど難しくないのではないかと思われる。
やや厄介なのが箱の落ちている地点である。
灯台の明かりが届かない時を見計らって少しずつ前に押せばいいのだが、これも一度に押し切ってしまおうとすると失敗する。
少し押しては陰に戻り、少し押しては陰に戻り……を繰り返せば無事に進めるだろう。
気を付けるべきなのは、「段差を上る時間は大きなタイムロスになる」という点だ。
時間に余裕を持って箱を押したいなら、段差下の陰ではなく手前にある陰を利用するのがよいだろう。
○変なコレクションを拾ったが使い道が分からない
夢で手に入れたアイテムであるため、現実世界では使えない。
夢の中に入った後、部屋から出ずにテレビを調べてみるとよいだろう。
○一番奥らしい場所に来たがどうすればいいか分からない
原作「ゆめにっき」をプレイした方なら、ここで悩みはしないだろう。
昔のことすぎて忘れた方や原作未プレイの方は、部屋の明かりを繰り返し触ってみてほしい。ビックリ要素があるので気を付けられたし。
なお、あの部屋にいる彼女が何を書いているのか知る方法など、電気以外で彼女にちょっかいをかける方法があったら、私も知りたいので教えてほしい。
■デパートの夢
○トクト君との追いかけっこの攻略法が知りたい
これは恐らくこのゲームの中でも特に面倒な仕掛けのひとつである。
ここを攻略する正しい手順を文章で解説できるか、私も自信が無い。
そのため、攻略に必要な基本的な考え方のみ記しておく。
まず確認せねばならないのは、この追いかけっこの勝利条件である。
プレイヤーは、トクト君を1階の両隅のどちらかへ追い込むことでしか彼を捕えることができない。
トクト君は基本的にエスカレーターの前で立ち止まり、近づくとエスカレーターに乗って別の階へ移動する、という行動を繰り返す。
一方プレイヤーは、レバーを操作することでエスカレーターの進行方向を逆にすることができる。
レバーの位置にかかわらず、レバーが影響する範囲はレバーの両側のエスカレーターに限られるようだ。
相手はレバー操作ができないため、今立っている場所の両脇に移動可能なエスカレーターが無い場合、基本とは違うアクションを起こす。
どうやら今いる場所のひとつ隣にあるエスカレーターに乗り、別の階へ移動しようとするようだ。この辺りの詳しい動きは更なる研究が必要である。
とにかく我々は、
①トクト君を1Fへ誘導する
②1Fへ逃げた彼を上の階へ移動させず、端へ追い込む
ということを心がけねばならない。
とりあえず1Fにさえ追い込んでしまえば、一旦2Fへ向かいレバーを操作することで彼の退路を塞ぐことができる。
彼は徐々に奥へと逃げざるを得なくなり、やがて隅に追い込まれるだろう。
ただひとつ注意せねばならないのは、「1F一番端のエスカレーターは1Fからしか操作できない」という点である。
折角上手く1Fに誘い込んだのに、一番端のエスカレーターが上りになっていたせいで上に逃がしてしまった、となっては最悪である。
彼を追い込む前に、まず一番端のエスカレーターを「下り」に設定するのを忘れないようにしたい。
……文章で書くとかなり分かりづらいことは私も理解しているので、そのうち気が向いたら動画を上げる等して解説したい。
なお、発生条件が今のところ私には分からないのだが、「トクト君がその場で転倒してエスカレーターにめり込んでしまう」という状況が発生することがある。
こうなってしまった場合『詰み』なので、一旦夢から出て再度挑戦するのが良いだろう。
○ここで手に入れたエフェクトの使い方が分からない
前提として、デパートのエフェクトはデパート2Fにあるお店に入ることで入手できる。
使い方だが、「ゼルダの伝説」シリーズでオカリナやタクト等楽器を演奏したことのある方ならピンと来るだろう。
ちょうど「この音楽を演奏してほしい」と主張している人物がすぐ近くにいるはずなので、やってみるとよいだろう。
もし音楽がまったく分からないという方でも、彼が出す音符に注目すれば問題ない。
このエフェクトで音を鳴らすと、頭の上に音符が出てくることにお気付きだろうか。
実はこれは適当に出ているわけではない。
Aボタンを押すと必ず四分音符が、Bボタンを押すと必ず八分音符が……というように、各音符が各ボタンに対応する形で出てくるのだ。
つまり、まずはお手本がどのような順番で音符を出しているか覚える。
そうしたら、その音符に対応するボタンを順番に押してゆく。
これで相手を満足させることができるはずだ。
演奏を求めている人物は、夢の世界に何人もいる。
頭に音符を出している人を見かけたら、積極的にその曲を奏でてあげよう。
○マネキンゾーンが難しい
ここを攻略する一番簡単な方法は、学校の夢で手に入るエフェクトを先に入手することである。
学校の夢のエフェクトには周囲を明るくする効果があるので、これを持って歩くだけでマネキンが完全に無効化される。
学校の夢のエフェクトを入手するには、前提として荒野の夢で手に入るエフェクトとデパートの夢のとあるコレクションが必要になる。
デパートのエフェクトとコレクションだけ手に入れたら先に荒野の夢と学校の夢を攻略し、エフェクトが手に入ってから戻ってくると楽に進めるだろう。
もしどうしてもこちらから攻略したい場合、とにかく相手を一旦おびき寄せるということを意識するとよい。
マネキンの移動可能距離は、実のところそんなに長くない。
むしろ「急いで通らないと捕まってしまう!」と慌てて横切ろうとする→間に合わず電気が消えて終了、というパターンの失敗をしてしまいがちである。
一旦ギリギリまで相手を引き寄せ、明るいうちに一気に駆け抜けてしまうのが最善の手段だろう。
そこそこ難しいのは、後半の穴が沢山ある場所、そしてその後のレバーのある場所だろうか。
前者は明かりのつく直前辺りでもうジャンプしてしまいそのまま駆け抜けることでギリギリ攻略可能である。
後者に関しても、時間さえ経てば道は開けるので、その間基本に忠実にギリギリへ引き寄せる戦法をとり続ければ問題ない。
○開かない扉の開き方が知りたい
実は私も知りたい。
デパートの地下にある鍵付きの扉の鍵がどこにあるのか、私はまだ発見できていない。
また、マネキンゾーンの途中にある開かない扉の開け方もまだ私は分かっていない。
これらの情報をご存知の方がおられたら、是非私に教えてほしい。
■学校の夢
○学校に入りたい
学校へ入るためには、まず荒野の夢でエフェクトを取得する必要がある。
一旦そちらを攻略してから戻って来るとよいだろう。
○写真のかけらが集まらない
入ってすぐ1枚目があることには恐らく皆さんお気付きだと思う。
学校内を探索していればもう1枚落ちているし、わらしべ長者のようにコレクションをNPCに渡していけばもう1枚手に入る。
問題は高いところにこれ見よがしに設置された最後の1枚である。
ジャンプでもエフェクト使用でも届かない場所であり、取るには足場が必要となる。
足場となるものがどこかにあるはずなので、探してみるとよいだろう。近くに無ければ、他の階を探してみるのも手である。
○裏世界で詰まった
デパートの夢の序盤に行ける場所に、ここの攻略に重要なコレクションが落ちている。
トクト君との追いかけっこをクリアせずとも入手できるので、まずデパートの夢でエフェクトとコレクションだけ回収しておくと楽かもしれない。
また、コレクションを使うとオブジェクトが出現するが、これは何度でも出せるということを覚えておくと非常に有益だと思う。
そこから先だが、荒野のエフェクトで行える二段ジャンプを使わねば攻略できない場面が非常に多い。
この二段ジャンプは意外と高いところまで跳ぶことができるため、これで上れる崖は非常に多い。
が、少々このジャンプにはクセがあり、下手をすると明らかに上れるはずの崖が上れず延々と二段ジャンプを繰り返すことになるだろう。
こればかりは慣れるしかないが、コツとして「上りたい崖に密着しすぎるとかえって失敗する」というものがある。
確実に崖のへりを掴むために壁へ密着したくなるのは分かるのだが、実際少し手前で助走をつけるように二段ジャンプを行った方が上手くいくという場合が多い。
もし「明らかに高さは足りているはずなのに崖が上れない」という場合は、少し手前で跳ぶことを意識してみてほしい。
無事3階までたどり着くことができれば、ゴールまであと少しである。
そもそも彼女を追いかけるには、手前の机バリケードを崩すしかない。
押しても包丁で刺しても飛び越えようとしても突破できないこのバリケードを崩すにはどうすればいいか考えれば、恐らく答えは見えるのではないかと思われる。
■その後
○鍵のかかっている夢への扉があるが?
そこ以外のすべての夢をクリアすることで解放されるので、まずは他の世界を楽しもう。
クリアしたとみなされた夢は、扉の隣に卵が出現する仕様になっているようだ。これを目安にするとよい。
そこを超えればエンディングが見られるはずだ。
◆◆◆◆◆◆◆
私自身、まだこのゲームのエンディングを見たというだけに過ぎず、設定資料やトロフィーを集め終わったわけではないし、回収していない要素が色々ある。
間違った情報や分かりにくい情報、より簡単な攻略法、「私も分からない」と書いた場所に関する回答など、有益な情報があれば是非コメントしていただきたいと思う。
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