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受注を伸ばす営業のリアル①チームメンバーの対立をどう解決すべきか?
今回は「受注が伸びない」という
声から営業についてのお話。
受注率が落ちてくると営業チーム内で
インサイドセールスのメンバーと
商談を行うメンバーが対立しがちです。
こうした問題に直面した時
窪木が実践してきた解決策を
お伝えします。
トークの改善方法といった
今日から使えるテクニックも紹介しますよ!
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インサイドセールスチームとは
アポイントを獲得するチームと
それを受けて相談するチームとを
分けて運営してる企業が多いです。
アポイントを獲得するチームのことを
インサイドセールスチーム
略してISチームと呼んでいます。
ISチームで顧客のニーズを高めてます。
確度が高まったベストタイミングで
営業のセールスチームの方へ
バトンタッチします!
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原因の押し付け合いで対立につながることも……
ISチームは潜在層の顧客をヒアリングして
課題などを顕在化します。
セールスチームは顕在化した課題の
解決策を提案します。
それぞれのチームがミッションに
集中して効率的に成果へと
つなげられることがメリットです。
でも、受注率が落ちてくるとIS対セールスで
原因の押し付け合いが起きることも……
分業制にするとどうしても
起きてしまう対立です!
では、窪木が実践している解決策と
成功事例を紹介しましょう!
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リアルな成功事例①
ISチームとセールスチーム
1本の線でPDCAを回します!
ISチームはリードターゲットに対して立てた
戦略に基づきリードを育成します。
しかし、育成したらセールスチームに渡して
終わりではありません。
顧客がその後、どのように
受注したのかまたは失注になったか……
セールスチームが提案したことに対して
何が起きたのをしっかりモニタリングします。
現場で何が起きたかをISチームに
フィードバックすることで
リードの育成方法や獲得方法の
改善につながります!
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本当の失注理由は?
失注した場合、セールスチームは
顧客目線で報告する事が多いです。
改善のためには、顧客のニーズに対して
提案した上で失注になった理由を
深堀りする必要があります。
1番多い失注理由は「お金がない」です。
しかし、企業経営しているのに
お金が全くない状況はあり得ません。
つまり、費用を払うほどの価値を
感じなかったが本当の失注理由です。
表面的な理由ではなく
真実を知るため全ての失注理由の
確認をデイリーでやっています!
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リアルな成功事例②
全ての失注理由を確認する作業を
デイリーでやっています!
デイリーでの確認なら件数も
少数なので深い話ができます。
営業メンバーに定性情報を出してもらい
マネージャー層がヒアリングして
真実をまとめます。
定性情報に対して「お前のせいだ」ではなく
「どこを改善すると受注につながったか
一緒に見つけようよ」
というスタンスで話を聞きます。
ヒアリングの時だけはなるべく
上下関係はなくして話すようにしています。
小さなことだけどすごく大事!
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リアルな成功事例③
マネージャーが仕切って
デイリーミーティングを行っています!
受注率30%から40%まで伸ばしたい場合
6割の案件は無理に追わなくていい!
30%から10%増やす上で
改善点をマネージャーが見つけます。
全ての失注理由を改善するのは難しいので
成果が見える案件を見極める力も
マネージャーにとってはすごく大事!
営業マンに任せるのではなく
ある程度マネージャーの方で
仕切ってまとめる必要がある!
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まとめ
いかがでしたか?
次回はISチームにはどんな人材が
適しているのかなどにも触れていきます。
テレアポから訪問営業まで1人で行う
企業もまだ多いと思います。
ISチームを作って分業を考えている
企業に向けて参考になるお話をさせて
いただければと考えております!
中小企業の黒字経営塾では
皆様からのご相談もお待ちしております!
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