早朝バイト

「受験生の皆さん

がんばってください。」

１月〜3月の間の

早朝１時間半から２時間だけ。

アルバイトをしている。

予備校のパンフレットを

試験会場前で

配るお仕事。

ちなみに毎週ではない。

試験日が配布日なので、

担当者さんから配付スケジュールが

事前にメールで届いて、

自分の希望日を返信する。

後日、希望日で確定したかの

メールがまた届いて、

配布日の前日に、

待ち合わせ時間や場所の

詳細が送られてくる。

もし終わる時間が早くても

少し遅くても、

「日給2500円」で、

交通費全額支給。

日払いじゃなくて

翌月の振り込み。

他の業者さんを見ても、

学生バイトさんが

多い気がするけど、

中には社会人っぽい人もちらほら。

自分が行ける時だけ

働かせてもらえるから

私も珍しく続いている。

今朝も

某大学前で配布するため、

朝7時20分に最寄駅改札口前に集合。

5時起きで6時過ぎ発の

電車に乗り、

集合場所へ向かった。

もう４年目ともなると、

大体4、5名体制のメンバー内に

1人や2人は顔馴染みも居る。

社員さんの（おじさまが多いが、

たまに２０代か３０代もいる）男性は、

皆さん、優しくてありがたい。

この仕事を始める前は

キツイだろうなぁなんて思っていたが、

いろんな人間観察も出来て面白い。

街中でティッシュや試供品などを

配布してる人に一度は

遭遇したことが有ると思うが、

私のこのお仕事には

ノルマは無い。

でも、

社員さんが少し離れた場所で

配布してるから

頑張りは常に見られている。

今日は自分が受け取っていた

資料（３０部ほど）を配り切ってから、

社員さんの分も手伝えるくらい

なかなか良い流れの日だった。

もちろん、

いつもこうだとは限らない。

無言でぶっきらぼうに差し出したり、

小さなお菓子を資料に入れたり、

低姿勢で渡すなど…色んな他業者さんがいて、

カラーはさまざまだ。

私はいつもより

ワントーン声を高くして

笑顔はマスクであまり見えないから、

笑声で、

「おはようございます。

◯◯ですー」と、

中身の簡単な口頭説明を付けて

必ず声を掛けてから差し出すのだが、

「結構です」と言わんばかりに

会釈や、片手をSTOPのように

ジェスチャーする人もいるが

目すら合わせてくれず、

携帯をいじっていたり、

両手をポケットに頑なに入れていたり、

足早に横切っていく人がほとんど。

でも、

もう慣れた。

４年前に初めて配布した時より、

メンタルが確実に

鍛えられた気がする（笑）

見向きもされない

立ち止まってもくれない

そんな中でも

自分の意思で

寒い中

かすれそうになる声で

そこに立って

配ってる自分。

それに比べて

noteは優しい。

たまたまの通りすがりでも

自分が表現したモノを

「スキ」って

押してくれる人がいて、

中には

「フォロー」や

「サポート」までしてくれる人がいる。

考えてみたら、

ありがた過ぎるシステム。

何かをひたすら続けていたら、

何かしら

見えてくるものは

必ずあると思っている。

私がこの先、

この感情や経験を

何に活かすかなんて

今は分からない。

でも、

何も知らなかったり

やった事がない人より、

人生の経験値は

なかなかどうして

やたらあるよ…無駄に多い（笑）

５年くらい前は

飲食パートでランチタイムに働いてから

帰宅して

また別の仕事して、

家事してから

仮眠とって、

夜中に別の仕事（スーパーや雑貨店、

本屋、洋服店、ドラッグストアなどの

商品在庫を数えて機械に登録する

棚卸し委託業務。

大体１時間休憩７〜８時間労働。

始発で帰宅）したり…って

笑えないくらい

トリプルワークしてた時もある。

顔面麻痺寸前じゃないけど、

久々に会った知人に

「顔が半分下がってる」って

言われて、

自分は平気だと

思っていたけど

本当はかなり

無理してるんだって

初めて気付いた事もあった。

今では日本人の2人に1人はかかる

あの有名な

◯んってヤツにかかったりして、

早期発見だったから

（手術のため短期）入院したりで

今は大丈夫だけど、

当時は色々あったなぁ。。。

基本的に

じっと家に居ないといけない。

あと、専業一本ってのは

私には向いていないのかも（笑）

来年は配布バイト辞めよう。

去年の３月、

最終バイト日にそう思ったはずなのに

結局また今年も続けてたよ。

頼まれたら断れないんだよね。。。

↑『交通安全週間』のため

ティッシュ&案内を配ってた

警察署関係者さん達の中にいた

トライくん。