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今日から使えるズーズー弁講座「ででげずど❗😠」
自称「永遠の28歳」のオイラの奥さんはオイラと同郷出身のバリバリの田舎者ですが、外出したときや電話では気合いを入れてよそ行きの標準語を使います。
でも、時々、このオイラもビビるほどの激しいズーズー弁を発します。
今でも思い出す超ズーズー弁は、転勤で習志野に住んでいた30年以上も前のことでした。
当然、ご近所の奥様方との会話はスキの無い標準語。(でも、相手が東北出身者と分かった途端にスキだらけでしたが…😅)
それは、幼かった子供達2人が家の中でキャーキャーと騒ぎ、いくら注意しても聞かず、暴れ回っていた時のことです。
オイラの奥さん、堪忍袋の尾がブチっと切れた瞬間、子供達を大声で一喝❗
「で・で・げ・ず・どっ❗」🤬🤬🤬
子供達は当然、言葉の意味は分からないながら、ガッツリ叱られたことだけは悟ったようで、一瞬で固まってしまいました。🧟♂️🧟♀️
さて、この超ズーズー弁「ででげずど」についての解説です。
たった5文字ですが、この言葉は、その場に一緒にいたオイラが語ったことにして、その言葉を伝聞スタイルで引用(利用)して子供達を厳しく叱るという、実は、ズーズー弁熟練者しか使いこなすことのできない、相当にハイレベルな構造となっています。
それでは、早速訳してみましょう。
まず、直訳からです。
「『出て行けっ❗』て言ってるよ❗🤬」
そして、これをその時の状況に即して意訳すると、
「あなた達ねー。ママの言うことを聞かないで、いつまでもそうやって騒いでいるから、『そんな子供なんかもういらないから出て行けっ❗』てパパが言ってるよ❗🤬」
そうです。お分かりのとおり、「ででげずど❗」の前3文字の「ででげ」だけなら、単に命令形の「出て行け❗」ですが、これに、後ろの2文字、伝聞形の「~だってよ(~だってさ)」を意味する「ずど❗」が付くことによって、結果、「ママが言っているのではなくて、一家の大黒柱であるパパが言ってるんだから、あなた達は絶対に服従しなければならないのよ❗」という意味になるのです。😌
さあ、いかがでしたか「ででげずど」。
今日、ご紹介したような状況に遭遇したら、是非一度、使ってみましょう。
子供達のしつけができる上、ズーズー弁マスターとして尊敬されること間違いなし。😁
それでは、最後にご一緒に発音してみましょう。
2番目の「で」と最後の「ど」に力を込め、それ以外はフラットな言い回しにすると、ネイティブに近い発音になります。それでは、はいどーぞ、「で・で・げ・ず・ど❗」。
良くできました。👏👏👏
んで❗まんつ。(それでは、また。)🙋