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【中央株式会社が見据えるもの】2025年齊藤社長インタビュー

新年明けましておめでとうございます。
中央株式会社の魅力をお伝えする、ライターの山崎です。

いよいよ2025年が始まりました!
年頭にあたり、齊藤社長に2024年の振り返りと2025年の展望について、お話を伺いました。

毎年恒例のインタビュー、今回も興味深いお話が伺えました!


1.2024年をふりかえる

ーー中央株式会社は90期の節目を迎えました。おめでとうございます!

(齊藤社長、以下省略)ありがとうございます。
中央株式会社は1933年に麻袋の製造会社として創業し、2024年に90期を迎えました。
営業所の数も順調に増え、このような形で無事に迎えられたことを、中央株式会社に関わる全ての人に感謝申し上げます。

ーー式典などは実施されたのでしょうか?

社員研修も兼ねて日帰りでイベントを行いました。
パーティーも開いて、大いに盛り上がりました!
新型コロナ感染拡大以降、社員が一堂に会する機会がなくなっていたので、残念に思っていたのです。
90期のイベントは、私にとっても会社にとっても、一体感を得る素晴らしい機会になりました。
今後も頑張っていこうという力が湧いたのが、本当にありがたかったです。

創業90周年記念式典の様子。社長とのジャンケン大会も盛り上がりました!

ーーホームページもリニューアルされました

中央株式会社の良さが伝わるホームページを目指し、今の時代に合うデザインに刷新しました。
ホームページで何を伝えるか考える中で、弊社の強みを改めて感じることができたのは、私にとって思いがけない収穫でした。
長い歴史と実績からくる安心感や、セミオーダー物流のノウハウの積み重ねは、他社に真似できないところだと思います。

ーー物流初心者に最適なサービスもリニューアルしました

はい。名称を「Sinサービスセンター」から「ロジスタ」に改め、ホームページも大々的にリニューアルしました。
「ロジスタ」は「セミオーダー物流」より気軽に利用できるサービスです。「セミオーダー物流」を支えるサービスとして、今後もより使いやすいサービスを目指します。

ーー2024年にスタートした仕上げ部門は軌道にのりましたか?

川口営業所内にアパレル商品の仕上げ部門を立ち上げましたが、おかげさまで着実に実績を積み重ねられています。
とはいえ、部門としてまだ日が浅く、改善できるところが多くあります。
伸びしろだと思って、じっくり成長させていきたいですね。

2.2024年の物流業界の動きと中央株式会社

ーー荷物の動きはいかがしたか?

新型コロナウイルス感染拡大によって激増したEC事業が落ち着きを見せて、対面販売が増えました。
そのため、荷動きとしては少し減っているようにも感じます。

ーー2024年問題は何か影響をうけましたか?

運送業の方々が大いに影響をうけているのは感じました。
実際に荷物の着日が後ろ倒しになったりもしています。
しかし、弊社としては大きな影響を受けたとは思っていません。
むしろ、今後何かしらの影響を受けるのではないかと思っています。

ーー他の倉庫会社と中央株式会社を比べて感じていることは?

各社が企業努力していることもあり、弊社としての「会社の特色」により磨きをかける必要性を感じています。
弊社は大企業のような規模での物流を扱っておりません。
だからこそ、今後は当社の規模でしかできない強みを、よりはっきり打ち出していければと思っているところです。

ーースタッフの確保という面はいかがでしょうか?

多くの業界で問題になっていますが、特に社会保険の加入要件が変更されたため、パートさんの働き方に大きな影響をうけました。
必要なパートスタッフ数と、実際のパートさんの希望とのマッチングが難しくなっています。
これは2025年以降も当面続きそうですね。

3.2025年は、100期に向けた土台固めの年

ーー2025年はどのような年にしたいですか?

2025年は、事業拡大よりも弊社の強みをしっかり強化することに力を注ごうと思っています。
時代に即した改善を続けるのはもちろんのこと、この企業規模だからこそ可能な「セミオーダー物流」をもっと極めていきたいです。

その結果として、弊社がより良い状態で10年後の100期を迎えられることができれば、これほど嬉しいことはありません。
これが当面の目標になるのではないでしょうか。

ーー例えばどのようなことでしょうか?

まずは業務の自動化・効率化を進めること。
昨年から、日本郵便のクリックポストに対応すべく、RPAを積極的に活用する準備を進めてきました。
今後、RPAだけでなく他のシステムや倉庫業務についても、できるところから自動化や機械化を進めていきたいと考えています。

ーー人材確保・人材育成についてはいかがでしょうか?

社員の評価制度を改善したいと思っています。
具体的な内容はこれからですが、より現場に沿ったものにしたいと考えています。

また、今年からは社員旅行も復活させようと、すでに動きはじめています!
事業所同士は離れていますが、このような機会をつくることで、社員の一体感をより一層強めていきたいです。

4.あとがき

物流業界も厳しい状況が続く中、齊藤社長の話す声は明るく力強いものでした。
90期を無事乗り越えた自信の現れではないでしょうか。

齊藤社長個人の目標としては、
「まずは健康管理をしっかりすること。そして、小学生の息子のための部屋をつくることが目標です!」
と、にこやかに話してくださいました。

中央株式会社が今後どのような成長を見せるのか、非常に楽しみです!

中央株式会社については

(執筆:山崎亜希子)

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