厨二病におすすめする激熱ゲーム
今回紹介する作品はこちら、
「Dies irae ~Amantes amentes~」
ジャンルはノベルゲームで、Switchの他スマホアプリでプレイすることもできます。
検索するとアニメも出てきますが、出来が良いゲームがお勧めです。
前回紹介したBLEACHと比べるとかなりマイナーな部類となりますね。
しかしファンからは長い間非常に強い支持を受けており、
アニメ化の際のクラウドファンディングでは一億円を集めるなど、日本史上最高額を記録しました。
そんな根強い人気を誇るこの作品ですが、個人的にその魅力は「敵キャラ」と「熱いバトルシーン」だと思ってます。
魅力的な敵キャラ
1945年から第三帝国の闇が生んだ超人たち
“聖槍十三騎士団”
本作の元凶とも言える敵組織ですが、団員全員が滅茶苦茶に強く、キャラが濃いです。
各団員はいずれも占星術、ルーン、大アルカナの式を用いた黒円卓という魔法陣の霊的加護が宿っており、
規格外のマジックウェポンである聖遺物を武器として自在に操る複合魔術『エイヴィヒカイト』を使いこなします。
ここまででもうお腹いっぱいなくらい厨二度が高いですね。
この聖遺物には戦雷の聖剣(スルーズ・ワルキューレ)や聖約・運命の神槍 (ロンギヌスランゼ・テスタメント)といった武具が登場するのですが、出てくるたびにいちいち興奮してました。
やはり武器がかっこいいと燃えます。
ちなみに団員の強さは下っ端ですら倒すのには核兵器を必要とし、大隊長、双首領と上に行くごとにインフレしていくという…
特に双首領は遥かにぶっ飛んだ次元の違いすぎる強さを見せてくれます。
もちろん強さだけではなく、キャラが立ってこそ魅力的な敵キャラ。
どのキャラにもしっかり背景と思惑があり、一筋縄で終わらないキャラばかりです。
エイヴィヒカイトはそれぞれに固有の能力をもたらすのですが、その能力の強度は「渇望の強さ」に依存します。
そして聖槍十三騎士団はその殆どが強すぎる渇望により現実を歪める術を習得しています。
つまり常人とはかけ離れた異常者だらけの集団。
そんな奴らが腹に一物抱えた状態で物語が進んでいくため、どのキャラも「意地」を見せてくれます。
主人公と限界ギリギリのバトルをしてみたり、過去の因縁から仲間同士で決着をつけあったり…
とにかく個性が強く、各キャラが己の生き様を見せてくれるのが熱いです。
熱いバトルシーン
そんな魅力的な敵のいるdies iraeですが、やはり敵が最も輝くのは戦闘シーンでしょう。
dies iraeの戦闘シーンはとにかく熱いです。
・地の文
・イラスト
・声優
・BGM
・詠唱
これらのすべてが厨二心を掻き立てます。
こんな感じで台詞回しや地の文が中二病の僕には激刺さりでした。
この二人は敵同士なのですが、数十年前の因縁に決着をつけるべく戦っています。
己の誇りと強さをぶつけ、因縁を清算できることへの嬉しさが地の文から伝わってくる…
そんな地の文に鳥肌が立ちっぱなしのシーンです。
また、声優も鳥海浩輔、諏訪部順一、谷山紀章等有名な方が多いです。
アニメでもなかなか見られないような気合の入った演技で名シーンを演出してくれるため、時間を忘れてプレイしてしまいます。
そしてdies irae が厨二の極限といわれる所以であるBGMと詠唱シーン。
BLEACHの黒棺やfateの無限の剣製なんかと似たように、このゲームも必殺技の展開には詠唱があるのですが、BGMと相まってめっちゃカッコいいです。
というかこれをカッコいいと思える感性が有ればプレイするべきですね笑
ちなみに詠唱は神話・戯曲・古典・詩篇を元ネタとしています。(ゲーテの『ファウスト』や、ワグナーの『ニーベルンゲンの指環』など)
こういった詠唱もキャラクターの性格や感情がにじみ出る部分であり、声優の演技が光る部分です。
プレイ中は声優さんの凄さに驚きっぱなしでした。
また、BGM音楽を担当しているのは与猶啓至さんで、過去に受賞歴なんかもあります。
個人的にエヴァやアニメBLEACHの作曲者である鷺巣詩郎さんの曲が好きなら、ハマる余地のある曲調なのかなと思います。
どちらもかっこいい曲が多いので。
そんな感じで紹介したdies iraeですが、僕の知る中で一番厨二濃度の高い作品です。
ドイツ軍服がかっこいいし、重厚に作りこまれた設定が激刺さりでした!
まだ未プレイという方は是非プレイしてみてください。
それでは。
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