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サバイバル日記inベトナム⑳

実は先週の金曜日あたりから風邪をひいていました。熱はないですが、鼻水と酷い咳が続いています。

風邪をひいた要因としては、まず新しい仕事でのサイクルに体が慣れていなかったこと。そして業務量が多くて睡眠時間が削られたこと。
ですが、一番の要因だと思うのが、通勤のために空気の悪い野外にいる時間が長くなったこと。

今、通勤のためにバスを使っていますが、バスが通る道は大きい道路で、バイクだけでなく大型トラックなどもバンバン走っています。通勤時間はラッシュとかぶるので、排気ガスで汚染されまくりの道を毎日通ることになります。

これは去年の記事ですが、ハノイやホーチミンを中心にベトナムの大気汚染は深刻化しています。

自分の体調を見てもそれは確かに感じられます。この3年程は毎年のように声が出なくなる風邪をひいていて、それは決まって長時間野外に出かけた後です。しかもそのあと咳が1か月ほど残るので、肺とのどはめちゃくちゃ心配です。職業柄、声が出ないのは致命的ですし、咳が続いてのどが痛いと授業するのもツライものがあります。

外出時は使い捨てマスクと布マスクを二枚重ねにし、帰宅時の手洗いうがいはコロナ以前から徹底していました。しかし、どうにも防ぎきれません。というか、うがいをする水道水すら汚染されてるのではという疑念も。ついでに言えば、紫外線とホコリを防ぐためにサングラスをかけたほうがいいです。最近、毎日のように目にゴミが入って痛い思いをしています。

ベトナム政府は環境改善に向けた取り組みを進めようとしていますが、地下鉄の工事すら完成予定が何度も延長されている状態。2015年にホーチミンに来た時点では、今頃はもう地下鉄が開通している予定だったのが来年・再来年と言われています。

コロナによる社会隔離措置のあいだには、一時的に大気汚染が改善されました。そのことで、ベトナム人も交通車両を使わなければ空気がきれいになると気づいたはずです。でも、便利さには抗えないのか、あっという間に元通りになってしまいました。

Grabならバイクタクシーだけでなく、タクシーでも安く気軽に使えます。バイクが普及してるおかげで、フードデリバリーサービスやオンラインショッピングも便利です。

でも、便利な生活以上に健康も大事じゃない?

この先まだしばらくホーチミンに住むことになりそうなので、汚染された大気の中でいかにして健康を保つのか課題になりそうです。

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見出し写真はバイクの駐輪場の壁です。ウォールアートがおしゃれなことは、何の改善にもなりませんが、バイクの多さを許容してしまいそうになります。

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Chunco
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