ベトナム生活|ショック。期待大の引っ越し先がイマイチすぎた…。
新しい部屋に引っ越しました。
ベトナムに来て7年目ですが、引っ越しも7回です。ほぼ1年に1回のペースで引っ越しています。
さて、新しい部屋に入って数日ですが、すでに後悔だらけです。
前の部屋はかなり条件の良い部屋だったのですが、通勤するのにはちょっと不便でした。10ヶ月ほどリモートワークが続いていたので、問題がなかったのですが、仕事が対面授業に戻ったため、通勤しやすい場所に移りたくて、新しい部屋を探しました。
いい立地のマンションが限られていたので、空きが見つかった部屋をほぼ即決したのですが…。
まず、一人暮らしなのに家賃の高い2LDKを選んだわたし。
マンションは築浅で、プールもジムもBBQ場も無料で使えるし、部屋はリバービューでいい感じの景色だし。近所にはローカルの食べ物屋さんも、スーパーもコンビニもいろいろあるし。
一部屋は寝室で、一部屋は仕事部屋として使うとか、なんかかっこいい!広いリビングに友達呼んで楽しめるやーーん!日本にもなかなか帰れないし、海外旅行にも行けないし、1年くらいなら高いお金払って、ロックダウンからの解放感を味わってみるのも面白そう!
あとは。気が合う人がいればルームシェアするのもアリだしー、そろそろ恋人でもできるかもしれないしー。という謎思考回路で、以前より3万円高い部屋を選びました。
それが、引っ越して初日に、「前の部屋に帰りたい(。´Д⊂)」というしょんぼりモードに。
なにがあったかというと…
キッチンの排水口から異臭
トイレにゴキ○リが出現
これは、わたしにとって、どちらも死活問題。
まず。たぶん、わたしは臭いに敏感なほう。
内見のときにかなり注意して臭いチェックしていたのですが…。外から部屋に帰るとドアを開けたとたん香るドブ臭さ。換気しないとリビング全体にまでほんのり臭い。キッチンで料理する気も起きない。すぐ最近までほかの人が住んでたのに、なんでこんな臭いの中で生活できたのか信じられない。
思い返して見ると、内見のときも、契約手続きのときも、どちらも窓とドア全開で、扇風機も回していたので臭いが散っていたようです。
もしかして…確信犯かなぁ
そして、Gにいたっては初日に限らず、たった数日で3匹も出現。
南国だし、この土地の衛生状況からして、完全に防ぐのは無理だとしても、これは頻度が高すぎる。
すごくがんばれば退治できるけど、姿を見ると恐怖を感じるし、死骸を見るのもいや…。一匹出るとメンタル削られる。
ああ、もうダメだ…。わたしにとってこの部屋は広さを考えてもプラス3万円の価値がない。
運びこんだ荷物をそのまま持って、前の部屋に戻りたい…。しかし、そんなことをしたら預けたデポジット2ヶ月分はきっと返ってこないから、それは最終手段。
せっかく、いい気分になるために、高い家賃を払うことにしたのに。
そうなると、なんでこんな判断しちゃったんだろう…という後悔が。
後悔しまくりで、かなりメンタルダウンしているんですが、引っ越ししなかったらしなかったで「引っ越しすればよかったかなぁ」と考えてたはずなんですよね。
前の部屋にも挙げればマイナス点はいくつもありました。何より、通勤のために、朝夕20分ずつ汚い道を歩かなければならない。しかも、雨季になるとその道が水没して歩けなくなる。
(前の部屋でもGは出たし。飛ばないタイプの小さいGの仲間みたいな虫は、高頻度で、しかも多いときには5匹くらいまとめて出てたし。前の部屋でも洗濯機からほんのり異臭がして、何度も洗濯機用の洗剤を使っても解決されず。前の人の住み方が悪くて、入居前の掃除はたいへんだったし。しょっちゅう葬儀の音楽が早朝から聞こえてきて起こされる。西日が直撃で暑い。などなど)
でも、オーナーさんはいい人で、家賃はその物件にしては安く、雰囲気もいいし、落ち着く部屋のサイズ感でした。
前の部屋のプラス面・マイナス面、新しい部屋のプラス面・マイナス面、自分の希望を天秤にかけて、自分の優先順位に照らして決めたつもりが、気づかない落とし穴があったものですから、ショックが大きかったです。
たとえば、これが会社にあてがわれた寮で自分に決定権がなかったなら、文句だけ言って諦めがつくのに…。完全に完璧な選択肢はないはずなのですが、無数の選択肢の中から、自分で引っ越すことを決めてその部屋を選んだから、「これがベストの選択肢じゃなかったのかも!」と後悔の念がわいてしまうのですよね。
そこそこで満足する。
今ある状態を受け入れる。
これがなかなかできなくて、しょっちゅうメンタルを上げ下げしてしまうわたし。修行が必要ですね。
さて、気を取り直して。
この二つの問題を解決しないと、「そこそこ」とは到底思えません。
解決するべく、いくつかの方法を試してみようと思います。