ベトナム生活|ワクチン打ちました
コロナ感染対策の優秀国と言われてたベトナムも、デルタ株からは逃げ切れませんでした。
感染が爆発しているホーチミンは6月頃から段階的に規制が厳しくなってきて、ついに今週からは外出も禁止、スーパーには勝手に行けなくて軍の人に買い物代行してもらうようになりました。
わたしも先週の週末にあわてて食糧をかき集めましたが、ラッキーなことにマンション内のスーパーがまだ営業を続けるようで、今のところ買い物代行はお願いしていません。
ただ、今は営業していても明日のことはわからないので、野菜などはこまめに補給しておこうと思います。
ホーチミンではワクチンの接種が急がれていて、領事館の働きかけで今週から日本人向けのワクチン接種会も開かれました。
ワクチンの種類はアストラゼネカ
日本では40歳以上を対象に使われるようですが、こちらではモデルナもファイザーも底を尽き、選ぶ余地はありません…。
この接種会ではアストラゼネカを使用すると告知されてますが、ローカルの接種会場ではそのときあるものを打たれる場合もあるとか。いろんな国の製品がとにかくかき集められてるかんじです。
今日はそのワクチン接種の順番が回ってきたので行ってきました。じつに2ヶ月ぶりの外出です。
接種会場はホーチミンの中心からはちょっと離れていて、タクシーがちゃんと使えるのか心配しましたが、ベトナム人の知り合いに配車の電話をしてもらったらすぐに迎えがきました。
今は、区と区や地区と地区のあいだなどに、あちこち検問が設置されていて、検問を通るたびに理由証明を見せないといけない、という話だったのでワクチン接種の予約票を握りしめていたのですが…。
一度も何か提示させられることなく、するっと検問を通過していきました。
どうやら、タクシーも行き来を許可されてるものだけが動いているので、タクシーというだけで通れてしまったようです。
タクシーの運転手が誇らしげに、「タクシー!Ok ! 」と教えてくれました。
道中、久しぶりにホーチミンの街を見ました。
普段なら大渋滞で身動きのとれない道に車やバイクがいくらか行き交うだけ、賑やかなはずの市場の前には通行禁止の赤いテープ、あちこちの道の入り口にはバリケード、という風景をみてるとなんだかちょっと胸にこみ上げてくるものがありました。
アフターコロナにこの経済的な打撃から立ち直れるのか…
事前説明会では、会場は現地スタッフの対応になるという説明で、ベトナム語でどうにかしないといけない雰囲気だったので、これもまた心配していましたが。
実際に行って見ると、かなりシステム的に準備され、案内はぜんぶ日本語並記、アナウンスや誘導も日本人スタッフの方が行ってくれて、とてもスムーズに接種が完了しました。
ローカルの接種会場ではごったがえして大変な騒ぎだったと聞いていたので、ワクチン会場に行って感染したらやだなぁと、接種もためらっていたのですが、何も問題なくてとても助かりました。
ちなみに、会場には100人以上の日本人が来ていましたが、知り合いの顔は見かけませんでした。帰国した知り合いも多いのですが、それでもやっぱり在ホーチミンの日本人は多いんですね。
アストラゼネカは1回目の副反応が強いということで、すでに受けた人には高熱が出た人もちらほら。
わたしは午前に打って、昼までは打ったほうの腕が痛く重い程度だったのですが、さっきから頭痛と寒気がひどくて、気をまぎらわすためにこの記事を書いています。
明日は朝イチから1日、会話テストを担当なんですが…さて。
とりあえず、同僚たちにはまんがいちの場合はよろしく!と伝えたので、あとはほどほどの症状でおさまることを願います。
終わったあとはこのような接種証明書をもらいました。2回目は8週間後です。