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サバイバル日記inベトナム⑮

今日は仕事の関係でとあるイベントに参加してきました。

場所はサイゴン大聖堂の横にあるBook Street

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ここは本屋さんが並ぶ道なんですが、どうやら政府が(主に子供たちへの教育のために)本を推奨するのに作ったらしいです。

イベントというのは学研の児童用教材をベトナム語翻訳したものを売り出すための販促イベントでした。日本では一般的な、小学生未満から工作したり、ひらがな・カタカナ・数字とかに慣れるための教材です。ベトナムにはこのような種類の児童用教材はないそうで、親御さんに対しても使い方を知ってもらわないといけないため、子どもたちを集めてサンプルで体験してもらったり、売り出し元のトークにテレビ局が取材に入ったりしていました。

で、わたしはというと、なぜかイベント会場の最前列に座らされ、2時間ほどのあいだ関係者挨拶などを、神妙な顔でさも聞いてますというふりをしておりました。

友達の結婚式や、ジャパンフェアなどをのぞいたことならありますが、ベトナムのイベントを最初から最後まで座って見たのははじめてでした。が、さすがベトナム。イベントの流れが日本とは違います。

司会が出てきて、本日のイベントについて紹介
主催者挨拶
歌 ←ここ!
関係者スピーチ
子どもたちへのクイズ大会
関係者スピーチ
歌 ←また?
サンプル体験の感想をインタビュー
歌 ←フィナーレ!
終了~

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ところどころに歌がはさまる。しかも、最後には司会者の女性も歌うわ、通行人もステージにあげられ踊り出すわ、というおおらかさ。

もう一つびっくりなのが、イベント関係者じゃない一般のお客さんがマイクを握って堂々とぺらぺらと話していたことです。
これはイベントのあとでわかったのですが、ステージでやたらと熱弁しているおじさんの足元がスリッパだったので、変だな~?と思っていたら、その人はただのお客さん。教材を使った感想を話していたらしいのです。その人だけじゃなく、買い物袋をぶら下げた主婦なんかもマイクを握りしめてインタビューに答えていました。

それなりにお客さんもいたし、テレビクルーとかもいたのに、恥ずかしがるそぶりがぜんぜんなく。これがベトナムのスタンダードなのかは比較対象がないのでわかりませんが、もしこれが普通ならびっくりです。

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言葉の意味がわからない分、話し方に注目して見ていましたが、身振り手振りを交えるのか、速さ、区切り方、視線などで話慣れてるのかそうじゃないのか伝わってきました。自分も大きい枠で言うと、人前で話す仕事なので話し方・伝え方は自己研鑽中です。





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Chunco
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