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ベトナム生活|地味に困る、南国で熱を出したとき

わたしが暮らすホーチミンシティは、ベトナム南部にあります。ベトナムの首都ハノイは、夏は暑く冬は寒い、日本のような四季があるのですが、ホーチミンシティは、年中を通してさほど気温が変化せず、気温もだいたい最高気温が30℃ちょっとと、まさに常夏。

そんな常夏の町、ホーチミンシティで、わたしはここ1週間、毎日のように38度をこえる熱を出しています。この時期なのでついに…?と思いましたが、自宅の簡易検査キットも、病院での検査結果も陰性。咽も痛くなければ、咳や鼻水もないし、吐き気も下痢もないし…。ただ、突然の寒気と震え、そして熱というのを繰り返しています。原因は不明ですが、熱があがったら解熱剤を飲んで、薬が効けばすっかり動けるという感じです。

今までも、いろいろな理由で熱を出すことはあったんですが、毎回思うのは、暑いところで熱を出すと対処がたいへんだなぁということです。対処法とかでなく、ただ、どう困ったかだけ書いています。


一番の問題は、熱を出す前や熱が上がりきる前の寒気がするとき。
ずばり、着るもの、掛けるものがない!

オールシーズン半袖半パンで過ごせる気候です。寝るときも適当に薄いTシャツやノースリーブを着ています。なので、寒気がするときに着ておくちょうどよい服がありません。あっても、1枚しかなく、熱が上がりきってしまって汗をかくと、洗いがえがない、という状況。

わたしは、今までの経験でとりあえず1枚は厚手の長袖の部屋着を持っていたんですが、さすがに1週間も不調が続くと思っていなくて、熱が下がったタイミングでたびたび洗濯機を回すしかありませんでした。

しかも、持っている服だけじゃ足りないほど寒気が強く、寝るにしてもガタガタと震えてしかたありません。普段かけているガーゼの掛け布団では足りず、ニットのカーディガンなどを上からかけて、どうにかしのぎました。ホーチミンシティで暮らす限り、冬用の毛布を準備しておくということがないので、いざ寒いときに困ります。


また、病院に行くなら行くで、外へ出ると30℃近い気温です。もはや、熱で暑いのか、気温が暑いのか、ノーミソがどろどろになりそうな感覚。そもそも、暑いというだけで体力を奪われるので、病院に行くだけでめちゃくちゃ疲れます。

熱が上がり下がりしていると、エアコンを切ると暑い、つけると寒い。寒気はするが、エアコンを消すと室温が30℃を超えてしまう…。
と、こんな感じで、体温調整がわけわからない状態になってしまします。


しかし、ベトナムで処方される解熱剤は、めちゃくちゃ効きます。薬が効けば、ピタッと熱が止んで普通に動き回れる状態に戻るので、「治った?」と錯覚するほど。

また、Grabやタクシーは日本より気軽に使える価格ですし、便利なので、家から病院までドアtoドアで移動すれば、かなり体力の負担が減ります。

ただし、現在は熱があると先にコロナのクイック検査を受ける必要があることが多く、だいたいクイック検査は病院の外に仮設された場所で受ける感じになっているので、診察を受ける前にはちょっとがまんしないといけないかもしれません。

以上
南国で熱を出すとしんどいですよ~、というだけのレポートでした。

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今日の見出し写真は、某児童書をコンセプトにしているレストラン「Kingscross」

熱を出す前日、夕方のまったく人のいない時間にふらっとドリンクだけ頼んで休憩していたのですが。

その数日後に、すぐ近くの病院でお世話になるとは…。



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Chunco
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