馴染んだインタフェースを求めて
HHKB(Happy Hacking Keyboard)の公式ウェブサイトには、印象的な言葉が載っている。
この語りを読んで、皆はどんな"馴染んだインタフェース"を思い浮かべるだろうか。
マイ箸、マイボトル、マイバッグなど、日常には「マイ○○」と呼べるものが多く存在する。それらは使い込むうちに手に馴染み、欠かせない存在となる。
ユニ アルファゲル スイッチと私
私の場合、そのひとつが「ユニ アルファゲル スイッチ」である。この文具がなければ、仕事や勉強に集中できないほど手に馴染んだ相棒である。他にはあまりこだわりがないが、ことキーボードに関しては別格だ。
HHKBという相棒
私が愛用しているキーボードの一つにHHKB(Happy Hacking Keyboard)がある。その使い勝手の良さは、多くのユーザーが絶賛する通りだが、私自身もその魅力に取りつかれている。
特に、MacBook Proとの組み合わせでは最高の相性を感じている。軽やかな打鍵感と、タイピングが自然に心地よくなるレイアウト。これほどまでに馴染んだキーボードは他にない。
Chromebookで試してみた
愛用のHHKBを他のデバイスでも使ってみたらどうだろうか。
例えば、所有しているChromebook(HP Chromebook 14a)との相性を検証してみた。結論から言えば、基本的には快適である。軽快なタイピングは健在であり、遅延もほとんど気にならない。ただし、時折わずかな遅延が生じることもある。
それでも、なんとなくしっくりこない。これはHHKBのせいではなく、私自身のChromebookの使い方に問題があるのだろう。
デバイスごとの役割
現在、私は3台のPCを使っている。デスクトップPC(Windows)、MacBook Pro、そしてChromebook。それぞれに役割がある。
デスクトップPC:主に仕事用
MacBook Pro:文章執筆やクリエイティブな作業用
Chromebook:ネット閲覧用
Chromebookは非常に気軽で便利だが、文章を書こうという気分にはならない。ネット閲覧や手軽な情報収集に特化しているため、HHKBとの相性は悪くないものの、"執筆"という行動には繋がらない。
馴染んだ道具がもたらすもの
結局のところ、馴染んだ道具というのは、自分の行動や気持ちに大きな影響を与えるものだ。ユニ アルファゲル スイッチやHHKBが私にとってそうであるように、きっと誰にでも欠かせない"インタフェース"があるはずだ。
それを探し、育て、使い込むことが、ライフスタイルをより快適に、そして充実したものにしてくれるのではないか。