なんでもない台風の日の話
台風のせいで予定が無くなった。暇だった。
暇なのにきちんと時間は過ぎていく。
今日やったことは、漫画を読んで、本を読んだ。
最近は時間が余っているので、とりあえず途中まで読もうかなと開いた本を、1日で読み切れる。ちょっと嬉しい。
ベランダの大雨を見ながら本を読んだり、ソファに寝転がりながら読んだり、いつもは同居人が使っている椅子に座って読んだり、いろんな場所で読んだ。
台風が来ると予定が狂う。それはちっとも嬉しくない。
フェスが中止になるなんて、どうしようもないけれど黙っていられないほど嫌な気持ちだろうなと思う。
同時に、私の高校はすぐに休校になっていたことも思い出す。
暴風警報はもちろん、大雨警報でも授業途中で家に帰ることが出来た。詳細は定かではないけれど注意報レベルでも帰らしてくれていたのでは?というくらい頻繁に休校になっていた気がする。
あの頃がいちばん、雨が好きだったかもしれない。
それを書くと、雨が好きな会社の先輩のことを思い出す。
「雨やですね」と言うと、必ず「でも雨も結構好きなんだよね~」と返す先輩。
たったそれだけなのに、雨の日を憂鬱に過ごしていないというだけで人生の幾分か得していそうな気がする。
私はまだ、雨が好きと言い切れないけれど。
それから今日は久しぶりにお風呂にお湯を溜めた。忙しかったし夏だしお風呂に浸かると出てからも暑いから、しばらくシャワーで過ごしていたのだけれど、久しぶりの湯船はめちゃくちゃ気持ちよかった。
写真は読み終わった本。
お盆休みはあと1日…。
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