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逃げてもいいコトと逃げない方がいいコト 〜人生の突破口〜

 会社に行くためにベッドから起き上がる気が湧かず、それまでの日常から距離を置いてから約1か月。自分というものと向き合ったり、いろんなことを考えてきた。今回、しんどさから逃げ出したわけだけど、「逃げる」ということについても結構考えた。そのうえで思ったことがある。
 自分にとって逃げてもいいコトと逃げない方がいいコトはちゃんと考えた方がいい。正直、ここを見誤ると危なかったり、勿体なかったりする。

 逃げてもいいのは、好きじゃなかったり、向いてなかったりして頑張り続けたら心身がぶっ壊れそうだったり、そもそも頑張れないと分かりきっちゃったこと。
 「逃げちゃダメだ」「もっと頑張らなきゃ」「キツいのは自分だけじゃない」という奮起は立派だけど、結果もそのまま立派なものに繋がるかは怪しい。運よく達成してもダメージがデカ過ぎて燃え尽きるかもしれない。
 どうしても逃げられないなら、最低でもひと息休もう。休息は大事。HPが底を突いたら、そもそも立てなくなる。
 とにかく、自分を無駄遣いしちゃいけない。

 逆に、逃げない方がいいのは、自分の好きなものだったり、向いていることを探したり、向き合うこと。逃げてもいいコトから逃げたとしても、ここが無いと、いつまでも逃亡者のままかもしれない。逃げるほどじゃないにしても、ずっとモヤモヤと不足感を抱き続けるかもしれない。幸福度下がりそう。

 もし、自分と向き合い、好きなことや向いていることなど個性を発揮できるモノを見つけられたら、思う存分、納得するまで精一杯頑張っていい。その頑張りで味わう「我慢」だって糧になりそうな気がする。

 ただ、全部が全部を「好き」とか「向いてる」で埋めるのは現実的にはハードルが高いかもしれない。それでもしんどい日々の中からでも、「好き」とか「向いてる」を探し続けてほしい。
 最初は1ミリでも、それを少しずつでも増やしていって、ぜひ現状を正面突破して、今よりもっと笑ってほしい。

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