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ビールの味や香りを決める“発酵”のひみつ

こんにちは!ビール大好き紬衣です。
前回のラガービール、エールビールの違いを紹介したときに
「下面発酵」「上面発酵」と聞きなれないワードが出てきました・・・
そりゃなんぞやと思い、調べたので発酵についてまとめたいと思います◎


意外と知らない“発酵”のひみつ

ビールを飲むとき、実はあまり意識していなかった「発酵」。
「発酵」がビールの味や香りを大きく左右していることがわかりました。
今回は、ビールの“発酵”について深掘りしながら、これを知ることでビールがもっとおいしくなる秘密をお伝えします。

ビールの発酵って?

調べてみると、発酵はビール作りの中でとても重要な役割を果たしていることがわかりました。
発酵とは具体的に、酵母が糖を食べてアルコールと二酸化炭素を生み出す過程です。
この発酵プロセスがビールの味や香りを決定づけるポイントなんだとか。

発酵は、いわばビール作りの心臓部。
ここでどの酵母を使うか、どんな条件で発酵させるかによって、ビールの味や香り、質感が変わってくるんです。

ラガーとエールの発酵の違い

ビールには大きく分けて「ラガー」と「エール」という2つのスタイルがあります。これらの違いも発酵のやり方によるものです。

  • ラガー
    低温(7〜13℃)で発酵。酵母がタンクの底に沈む「下面発酵」という方法です。この方法で作られるビールは、すっきりして飲みやすいのが特徴。

  • エール
    高温(15〜24℃)で発酵。酵母がタンクの表面に浮かぶ「上面発酵」を行います。香りが華やかでフルーティーなビールになるそうです。

発酵温度が味に与える影響

発酵温度が変わると、ビールの味や香りにも影響が出ます。たとえば、

  • 下面発酵(ラガー):穏やかでクセが少なく、飲みやすい味わい。

  • 上面発酵(エール):フルーツのような香りや複雑な風味が生まれる。

ラガーは喉越しが良くてゴクゴク飲みたいときにぴったり、一方でエールは香りや味をじっくり楽しむのに向いているということ。

この違いを知ると、たとえば
「今日はすっきり飲みたいからラガーを選ぼう」
「香りを楽しみたいからエールを飲もう」
といった選び方ができるようになりそうですね◎

酵母の個性も重要

ビール作りにはいろいろな酵母が使われていて、それぞれが独特の香りや味わいを生み出していることもわかりました。
たとえば、ある酵母はバナナのような香りを生み出し、別の酵母はスパイシーなニュアンスを持つことも。
クラフトビールがユニークな味わいを持つのは、この「酵母の違い」を巧みに活かしているからなんです。

スーパーやコンビニで売っているビールには「酵母の特性」が書かれていることは少ないですが、
クラフトビールを選ぶときにはラベルに「○○酵母使用」と記載されていることも多いので、酵母の違いをより感じられそうです!

ちょっとやってみたいこと

今回調べたことで、私も「ラガーとエールを飲み比べてみたい」と思いました。
発酵温度の違いによる味わいの差を自分で体験してみたいからです。
また、次回はクラフトビールのお店で、ラベルに酵母の種類が書かれているものを探してみようと思っています。

発酵のひみつを知って楽しみ方を広げよう

発酵ってなんだか難しそうなイメージがあったけど、調べていくうちに
「だからビールってこんな味がするんだ!」と納得できる部分が多かったです。
発酵はビールの味を決める重要なプロセス。
知識を深めることで、ビール選びがもっと楽しくなりそうです◎

まだまだ知らないビールの世界。
知れば知るほどビールの魅力について解明できそうな予感・・・
今後もビールの世界を深掘りしていきます!


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