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アリババで中国から輸入してみる(1)

こんにちは。
プロフィール以外のノートを初めて書くにあたって、何を書こうか迷いましたが、まず手始めにここ最近のキャッチなアリババでの中国からの輸入について書いてみようと思います。

過去に中国からの輸入は何度もありますが、今回は、現在進行形として、

「アリババ(https://www.alibaba.com/)」

経由で初めて中国から輸入にチャレンジしている事を書きますね。

アリババとは

「(Alibaba Group)」という企業が運営する世界最大級のBtoB(企業間取引)向けECサイトです。 アリババの最大の特徴は、商品を生産している工場から直接、商品を購入することができる点です。

中国ドメスティックなアリババサイト(1688.com)もありますが、英語が使用できるグローバル向けのサイト(alibaba.com)もあります。

中国ドメスティックサイトは、閲覧しかしたことありません。グローバルサイトは、ドメスティックサイトよりも高いかもしれませんが 基本、英語も通じ、決済もクレジットカード決済などができますので、非常に面白いです。

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アリババグローバルサイトの画面

でも…。アリババの事を書く前に…。
ちょっと自分が経験した中国貿易について書いてみますね。

思い出と反省として、過去の中国輸入のことをまずは書いていきます…。

過去の貿易について

正直、過去の中国輸入に関しては、正直マネタイズできていませんでした…。

いきなりで、スイマセンが、何度もチャレンジしましたが、ゼニにはなかなかなりませんでした…。
自社の景品などタダで差し上げるものはうまくいきますが、お金を頂くモノを輸入するのはすごく難しい…。

過去、香港の展示会に行ったり、中国広州で開催される広州交易会、上海での展示会にも何度も行っています。

また、展示会だけでなく、中国の問屋街なども足繁く通った時期もあります…。

が…。なかなかうまくいきませんでした…。

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広州の問屋街。ちょっとかなり前ですが…。

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上海の展示会風景

初めて行った海外の展示会や問屋街に行った時は、全て「宝の山」ぽく見えます…。本当にw

全てが安く、豊富に色々なモノが溢れています!

が…。買っただけでは物が売れないのが世の中の流れ…。

今、このノートを書きながら反省してみて思うのは、以下の理由かなと…。

1. 自分が思ったほどに新しいものは無い。
2. 貿易手数料を参入して原価を弾くと原価率高い
3. 不良率が高い

という感じでした。

1の「新しいものがない」というのは、ちょっと語弊がありますが…。

展示会に関しては、香港にしても、広州にしても、上海にしてもどんどん日本人のバイヤーが増えてます。

というのも、国内の展示会に行くよりも海外の展示会の方がメーカに近く、直接、製造やメーカと話することができます。また、昔に比べると、海外の展示会に容易に行けるようになってきました。

となると、多数ライバルが居るので、

「これ、面白いけど、どうしようかな…」

と思ってモタモタしていると、だいたい日本で輸入され、即座に販売されていました…。

また、自分が知らないだけで、日本で既に売られていた…何ちゅうこともよくありました…。自分の勉強不足なだけですが…。

まぁ、日本未発売かどうかはアンテナを張っているのは当たり前で、「どれだけ早く動くか」かと思います。

そういえば…。

香港の展示会で「これ日本にないじゃん」と思って輸入しようとしたものが、

「ハンドスピナー」

かなり早い段階で見つけて、貿易商にお願いして輸入しようとしたところ…。

見つけたのは早かったものの、動きが遅すぎて、ゲームオーバーでした…。

貿易商さんにテスト仕入を手配している際に、大手輸入業社が何万個と仕入…。
テスト仕入として数百個程度では、価格も合いませんでした…。

向こうにあるモノをそのまま持ってくるのでは、簡単に真似されます。また、弊社は零細企業企業ですので、大手企業が多数輸入を行ったら、簡単に価格で負けます…。

故に、どれだけ「オリジナル化」できるかというのが重要になってきます。パッケージの変更だけでもいいと思うのですが…。

しかし、オリジナル化するには、普通にやると多数の輸入量が必要となり、金銭的にもキツい…。

なんて色々と考えていてモタついているともう時期を逃してしまいます。

2番目の貿易手数料や送金手数料ですが…。
これらも馬鹿になりません。

色々とリスクや手間を省くために、貿易商さんを介して、少量輸入し、テスト販売する方法もしましたが…。
貿易商さん的には少量の輸入は美味しくないため、なかなか喜んで動いてくれません。
特に、テストマーケティング後、

どのくらいの量を輸入する予定ですか

と聞かれます…。
貿易商の立場で考えたら分かるのですが、それが分かったらテスト仕入しないですけどね…。

3番目の不良率もなかなかです。懇意にしている貿易商さんは、「電化製品なら50%、雑貨でも30%は見ておかないとね。」と言われました…。

検品会社にお願いし、不良率を下げる方法もありますが、そんな量、いきなりやるわけでないし…。

懇意にしている現地の人間に検品をお願いするのもありますが、これも少量でお願いすると申し訳無くなってきますし、そもそも送金手数料もなんだかなという感じになってきます。

というわけで、ハズカシナガラ、零細企業的にナンヤカンヤで今まで中国輸入はマネタイズできませんでした…。

上の問題を解決するために、従来型の貿易商経由、現地訪問での探索ではなく、

少量で早く動くために、アリババを使ってみる、

ということに今更ながらチャレンジをしてみました。

続きは。また今度…w



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モリッシュ(Morish) | 160年企業経営
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