ココ・シャネルの映画をみた話
おはようございます、ちゅるぱんです。
この週末は、数年ぶりに『ココ・アヴァン・シャネル』を観た。ココ・シャネルは、初めてショルダーバッグを作った人で、女性の両手を解放した人だ。
私はそこまでハイ・ブランドには興味がないけれど、シャネルとエルメスは興味がある。他のハイブランドも、もう少し背景を知ったら興味が湧くのかも。
ちなみに、高校生の頃から香水はイッセイ・ミヤケ、20代後半からは口紅はシャネルと決めている。シャネルの口紅を塗ると、「やるぞー!」という気合が入るのと、自分がすこしいつもと違う自分になれる気がするから好き。
さて、映画の話に戻る。
この映画は、おそらく20代の時に観たと思うが、あまり内容を覚えていな買った。今回観てみたら、感じるものが違っていた。
映画なので、極端にある部分だけが切り取られていると思うが、以下感じたこと。
・内に大きな野望と希望を持っていたのでは?
・自分の境遇を恥じるということはなく、凛としながら、その境遇には絶対負けないという内なるハングリー精神を強く感じる。
・その野望を持ちながら、小さく着実に行動をしていた。(運もあるかもしれないけれど、実際に服を破ってみたりとか、アレンジしたり、そしてキーパーソンになりうる?自分を資金的にも応援してくれるパトロン(愛人)をもつ。でも、決して媚びることはない。)
・「自分がこれ!」と思ったことは堂々とやる。この時代に、コルセットを外し、ドレスを着ることなく男性のスーツやシャツを自分でアレンジして着るということは、相当滑稽で「変わった人」と思われたに違いないけど、そこを堂々とやってのけてしまうことで「エレガント」と思わせてしまうところがすごい。
・自分は裁縫ができる、人より得意なところをおそらくわかっていて、それをうまく生かしていた。
・「女性はこうであるべき」ということをひどく嫌っており、女性も働く、自分で交渉し、自分でやってのける!というマインド。なので、彼女の服やファッションは多くの人に共感され、受け入れられるようになったのでは?
ちゃんとした伝記を読むと、さらに深く新たな気づきがあるかもしれない。
またシャネルの口紅が欲しくなった。
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