見出し画像

中国ラオス鉄道に乗りました


昆虫文化の理解を深めるためにラオスに来ております(10/24現在)。ビエンチャンに滞在しているのですが、ルアンパバーンも良いよと聞いて、行ってみることにしました。

万象(ビエンチャン)駅から琅勃拉邦(ルアンパバーン)駅に向かいます。どうやら日本の鉄道システムとは随分違うようです。

ビエンチャン駅の外観



チケット(切符)の買い方

駅の脇の方にチケットコーナーが併設されています。このチケットコーナーは開場時間が決まっており、その時間でないとチケットを購入できません。ビエンチャン駅だと、1日に3度、各3時間程度ずつ開場するようです。開場前にはチケットコーナーの前に人だかりができます。行列という感じではなかったです。ドアが開くなり、正月バーゲンばりに、人々が走ってチケットカウンターへ走り出します。電車は全席指定席なので、早くしないと買えないかもしれないということです。それでも5〜6百人は乗れそうですが。
カウンターではまず、パスポートの提示を求められました。その後に乗りたい便を聞かれます。私は中国語はもちろん、英語にも自信がなかったので、文字に起こして伝えました。

『万象→琅勃拉邦  二等座 275.000
09:08

琅勃拉邦→万象  二等座 275.000
today final』

これを見せて、「ルアンパバーン、ゴーアンドバック」です。伝わったようで無事購入できました。これを持っていざ駅へ。

チケットコーナー
チケットコーナーの開場を待つ人だかり




乗車まで

駅に入る際、再度パスポートとチケットの提示を求められます。その後は持ち物検査があり、まさに空港と同じ感じです。簡単なボディチェックもあります。その後は駅の中で、乗車案内があるまで待ちます。発車の20分ほど前にアナウンスがあり、乗車ゲート前にぞろぞろ人が集まりだします。ゲートが開くと係の人にチケットを提示し、発着場に向かいます。決められた号車の決められたシートに座ります。荷物の置き場は座席上にあるのですが、限りがあるため早い者勝ちです。早く乗車して我先に荷物を置かんと発車ゲート前に行列ができるわけです。

列車。長い。




乗車して

発車のベルもアナウンスもなく、スーッと静かに動きだします。揺れは少なく、かなり快適な方だと思います。ただ乗客はみんな自由です。テーブルに料理を並べてワイワイしたり、爆音でtiktokを視聴したり、カーテンにくるまって寝てたり、そのままカーテンを口に当ててクシャミをしてたり、、、とんでもねえな!
全体的にめちゃめちゃ騒がしいです。

電車内部
二等席(3ランクのうちの一番下)
ラオスの車窓

到着

降りたら出口へ
ルアンパバーン駅
ルアンパバーン駅を引きで。

帰り

ルアンパバーン駅内部
帰りは一等席(3ランクのうちの真ん中)
ビエンチャン駅へ帰ってきました




ちなみに料金は、
万象→ 琅勃拉邦で2〜3時間かかるのですが、275.000 Kipなので約2000円です。安いですね。ただ何においてもそうですが、システムも乗客の感じも日本とは全然違います。やはり生まれ育った日本が落ち着く、、

料金表。単位はKip

いいなと思ったら応援しよう!