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中国語学習者に必見!必ず上達できる方法は「エア先生」

こんにちは。中国語ゼミのシャンシャン(香香)です。

まったくもって私事ですが…先月末(2021年4月)、夫がついに5年の広州駐在生活に終止符を打ち、日本に帰国いたしました。

今は関東のとある町で隔離中。「広州の5年より、2週間の隔離生活の方が長い」と嘆いていますが、隔離生活というのはそういうものです。1年数カ月ぶりとなる夫との再会。はたして、どんな感動が待ち受けているのでしょう!

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閑話休題。ここから本題に入ります。先日、コチラの記事で、香香流・中国語文法を学ぶときのコツについてご紹介しました。

今回はさらに文法学習を進めるなかで、もうひとつぜひ取り入れていただきたい中国語の勉強法をご紹介したいと思います。 

それは、ずばり「エア先生」!そう、エアギターなどと言われる「〇〇のふりをする、〇〇しているように見せる」あれと同じようなもの。(ちなみにこの「エア先生」は、私の造語です)

1.中国語上達に役立つ「エア先生」

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エア先生では、まず、あなたは「中国語講師」のふりをします。やることは簡単。

学んだ文法項目を、まるで誰かに教えるかのように、「説明してみる」のです。

エア先生と名付けたのは、生徒が実際にいるわけではなく、“一人で”行うから。部屋でブツブツ独り言を言う姿は、周りから見ると、相当に怪しい人に違いありませんが…。

≪「エア先生」実践の一例≫

先生役👨 「『我在広州工作。』はい、これはどういう意味ですか?」
生徒役👩 「『私は広州で仕事をしています』です」
先生役👨 「そうですね!では、この在の品詞と用法が使われていますね。 他に注意すべきものがあれば述べてください。」

これらをすべて一人で行います。まさに一人芝居を打つようなイメージ!

文法書に説明がある文法事項を、自分自身の言葉で「説明してみる」ことをおすすめします。

意味はわかっていても、いざそれを「説明」してみようとすると… 意外や意外、なかなかうまく解説できないことが多々あります。そして実は、そんなところこそが「あやふやに理解している」ところでもある証拠。

ポイントは
せっかく取り組んだ文法書の内容を「あいまい」、「なんとなくわかったつもり」にしないこと!

知識としての定着度をあげるために、自分の言葉できちんと説明できるか=核心を理解しているか、確認する指標として、ぜひ「エア先生」法を試して欲しいなと思います。

中国語の例文を覚えるときも、ぜひ、そこで使われいてる文法項目を解説しながら暗記してみてください。

一朝一夕で何か大きな変化が現れる方法ではないかもしれませんが、あいまい中国語を脱し、強固な運用力をつけるうえでは、役に立つ取り組み方です。

2.中国語を教えることは一番の【学び】

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現在、私はフルーエントの学習トレーナーとしてお仕事をさせてもらっています。

トレーナーはあくまで「中国語学習の先輩」という立ち位置で、日本人学習者の皆さまに発音向上のポイントや文法暗記のコツなどなどをお伝えしています。

ふと、受講生からいただく問いかけに、戸惑うこともしばしば(というかしょっちゅう)。

そのときに、「教えることは、最大の学びだ」という、教育現場でよく耳にするフレーズを思い出します。わかったつもりになっていたけれど、いざ問われるとうまく答えられない。そんなとき、それまでの自分の知識がいかにいい加減な精度だったかを思い知るのです。

例えば10のことを伝えようと思うと、20、30…。その何倍もの準備が必要だとわかります。そうして、調べたり考えたりするなかで、知識は徐々に深められていきます。だからこそ、教えることは、最大の学び、これは本当だな~と感じます。

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まとめ

今回の記事では、中国語の勉強に役立つ「エア先生」をご紹介しましたが、もし「生徒役やってもいいよ」なんて心優しい方が近くにおられたら、ぜひ、リアル授業、行ってみてください。

授業といいましたが、文法の一項目だけ説明する、などでもいいと思います。実際に説明して、理解してもらえるか?「わかりやすい」と言ってもらえたらしめたもの。きっとその項目の理解度・定着度は高まっていると思います。

≪文法学習のおおまかな流れ≫をまとめました。
1.まずは理屈を覚える【暗記するフェーズ】
2.エア先生【定着させるフェーズ】
3.音読する【使いこなすフェーズ】

この3つの合わせ技で、文法運用能力は徐々に鍛えられるはず。頑張りましょう~!!

私が中国語のトレーナーをしているHSK公式認定校「フルーエント中国語学院」では、短期間で効率よく中国語を身につけるための勉強法のセミナーを開催しています。

コツを知ることで効率よく正しい中国語を短期間で必ずマスターできます。セミナーは定期的に開催されていますので、是非一度ご参加してみてください。

それでは皆さま、よい中国語ライフを〜♪

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