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2021/11/18 割烹Disco大蔵 セットリスト

お世話になっている高円寺は割烹Disco大蔵下村さんにお声がけいただいて、小一時間ほど回してきました。今回ご一緒したJILOWさん(和ジャズ中心の導入がツボでした)、インディゴさん(つなぎの美しさは関係者全員に見せたい)とのDJトークが楽しく、あっという間に終わってしまった感がありました。この後久々の友人と会う予定で早々に退出したのですが、地元に着いたら「酔い潰れて寝ちゃった」とのことだったので、嫁と嫁の友達とカラオケでグループ魂の「ペニスJapan」を絶叫して帰りました。何なのか。

今回はボジョレー・ヌーヴォーがお題ということで、自分なりに明るく小洒落た感じにまとめたつもりでしたが、初めてのXDJ-RX2使いということもあり、少々アラの目立った出来になりました。ただ、選曲はいつもと異なり安心して聴ける感じになっておりますので、作業用にお使いいただけると幸いです。

Super Foolish Baby / Dis Bonjour A La Dame

ボジョレーということでフランスの90年代のファンクバンドから。絶妙なヘタウマ感とフランス訛りのヴォーカルと尻ジャケは秀逸なので、中古屋で見つけたら即買いをおすすめします。

That's Not Me / Monday満ちる

満ちるのか満ちないのか知らないけど、息の長い活動を続けるMonday満ちる。Aメロの煽りっぷりとサビのシャレオツさの落差が楽しいこの曲を。

La Fiesta (Blu-Swing Remix) / Jilty Soul

 いるようでいなかったMC常駐のジャズバンド、Jilty Soulから。チルい。

Gica's Dance / Gerardo Frisina

イタリアはSchemaレーベルのパーカッショニスト、ジェラルド・フリジーナによるクールなジャズトラック。なんかイタリアジャズのホーンセクションって、特有の色気がある気がする。ハイ・ファイブとか。

I Want You For Myself / George Duke

フュージョン畑の人がファンクやるといい意味でこうなるよね、って曲。Aメロの色気がたまらん。アルバムのジャケの狂いっぷりは一時期のマルコス・ヴァーリみたい。

Inside Love (So Personal) / George Benson

インサイドでパーソナルなくせにグイグイ来る隠れマッチョな彼。この曲のジョージ・ベンソンらしさは5ベンソンぐらいか。

Agora Ou Nunca Mais / Ana Mazzotti

「あら可愛らしい曲」と思っていると突然プログレッシブな展開に巻き込まれる。それもそのはずバックはアジムス。よくよく聴くとイントロは7拍子だし。暇を持て余した(してない)神々の遊び。

2nite / David P Stevens feat. Carol Riddick

さっきの5ベンソンと比べると、こっちは8ベンソンぐらいありそうなジョージ・ベンソンっぽい曲。PVには地獄のミサワ似のサックス奏者が出てくる(1:25あたり)。

Chill / ETC.

この曲のドラムが秀逸で、ファンクともロックともつかない感じで音数少なく効果的なオカズを入れてくる。タイの名ファンクバンドSoul After Sixの後継者か?と思わせておいてクソみたいなバラードもやったりするよくわからん人たち。

Ride On Weekend / 竹内アンナ

日本三大竹内(竹内まりや・竹内アンナ・竹内力)の一人。江戸川区臭のキツいPVはさておき、典型的なR&B進行にサンバっぽいリズムをぶち込んで来るあたりが凡人ではない。ちなみに昔東西線から江戸川で警察が棒で死体を引き上げてるの見たことがある。

Gemintang Hatiku / Tiara Andini

声に貫禄はあるけど2001年生まれで2021年のインドネシアのアーティスト・オブ・ザ・イヤー。この曲は2020年のデビュー曲。タイトルの意味が知りたくてページ翻訳かけたら「ゲミンタンハティク」と出てきた。そうじゃない。

Love Everlasting / Tortured Soul

知る人ぞ知る全員プロデューサー気質のトリオ。個人ではいろんなことをやってるわりに自分たちの曲は正統派ホワイトソウル。めちゃくちゃ引き算の美学。

Waiting For You (T2's Radio Edit) / Think Twice

えらく期待されたわりに一発で消えてしまったThink Twice。これだけの完成度の曲を書いちゃうと、次の打ち手は難しいよなあとは思う。皆川おさむか。

My Brother, My Brother / Aaron Neville

いい曲なのでどこかでかけようと思っていたのでこの機会に。Wikipediaのネヴィル・ブラザーズの記事で、担当を「ヴォーカル、タンバリン」って書くのやめてあげて。

Time (Clock Of The Heart) / リア・ディゾン

しれっとグラビア界の黒船ぶち込みました。冗談抜きで彼女のアルバムは使えるので、DJ各位は中古屋で見つけた瞬間に買って下さい。ちなみにカルチャー・クラブのカバーですがめっちゃ良くできてる。

Nervosa / Funk Como Le Gusta

あのビヂ率いるファンク・コモ・レ・グスタのデビューアルバムから。まあ何と言うかキレッキレ。こんなん絶対ライブ楽しいはず。そして何でジャケがこんなクソダサいんだろ。

Disco Oh Now / Ap1wat

さっきのETC.のヴォーカル、アピワットのソロ作。PVは間もなく廃止されるホアランポーン駅以外は見どころがないながら、曲は良く出来てるんだよなあ。それにしても何だあのシマシマの。

Hardtop / Cory Wong & Dirty Loops

ホワイト・ファンクの旗手だと勝手に思っているヴルフペックの準メンバー、コリー・ウォンがダーティ・ループスと組んだら、なぜかLevel42になりました。Hot WaterとかTake Care Of Yourselfとかあの辺の感じ。

Physical / Tokimeki Records

若い人たちにどのくらい支持されているのかわからないけど、確実にオッサンは殺しにかかってるトキメキレコーズ。カバー元のオリビア・ニュートン・ジョンはなぜかレオタードとレッグウォーマー(死語)で歌ってたけどその面影はなし。よかった。

Bad / Jonah Nilsson

ダーティ・ループスのヴォーカルによるマイケル・ジャクソンのカバー。めちゃくちゃ格好いいのにPVはBad。おっさんを画面4分割で見せられる側の身にもなってみろ。それはさておき2回目のサビのコーラスワークは凄まじく、ミュージカル風の終わらせ方も練られている。

ここから先は蛇足だった感もなくはないのですが、5曲ぐらいおかわりさせてもらいました。

Password / Fever

解散したタイのアイドルグループの最高傑作。コロナ禍はいろんなものを奪っていきましたね・・・。

テレフォニズム (Night Tempo Melting Groove Mix) / フィロソフィーのダンス

フィロのスをNight Tempoがいじればそれはもう最強でしょう。ブリッジのヴォーカルエディットのところはずっと聴いていられる。JILOWさんにオリジナルミックスで返されて狂喜。

I Can't Go For That (No Can Do)(Nicolaas Remix) / Daryl Hall & John Oates

H&Oのモダンなリミックス。Nicolaasは名前からするとオランダ系か?

My Favourite / LUSS

タイのWayferレーベルから安定したリリースを続けるLUSSの1stアルバムから。ベタなR&Bかと思いきやBメロの東洋音階っぽさが面白い。

Flip / Cyndi Seui

終わり用にこれもタイからCyndi Seuiのインストを。彼の場合歌モノの方が好きではあるのだけれど、本人はホントはこういうのが好きなんだろうな。

今回も楽しく遊ばせていただきました。次回の大蔵はラテンだとのことなので、ニヤニヤしながら選曲しています。あ、その前に亀戸のIn The Airでクラシックロックだわ・・・。順調にアイデンティティが崩壊しております。


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